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仲良くなれる会話のしかた


他人と楽しく会話をして、
仲良くなりたい。

そういう気持ちは、
誰にでもあるものです。

しかし、
相手が求めるものの
基本的な仕組みを知らなければ、
あまり上手に会話はできません。

今回は、
その仕組みと
仲良くなれる会話のしかた。
これらについて、
書こうとおもいます。


◆会話から人に求めるもの


人が他人に求めるものとは
なんでしょうか。

誰しも好きな人というのは、
自分を気持ちよくさせてくれる人。
自分のことを重要だと感じて、
必要としてくれる人です。

自分が好きな相手を
思い浮かべてみれば、
きっとそういう人だと思います。

承認欲求がどうこう、
みたいな話があるように。

好いてくれて、
必要としてくれる人が好き。

自分に対して何かをしてくれて、
自分を立ててくれる人。

そういう人であることを、
人は他人に求めています。

だから、
会話からも
そういったことをしてくれる、
感じさせてくれることを
わたしたちは他人に対して求めているのです。

◆仲良くするための会話


では、
それらを踏まえて
仲良くするための会話を
考えていきましょう。

まず、
他人に対して話しかけるとき、
人はどういった話題を持ちかけるでしょうか。


・自分の話したいこと


・相手の話したいこと


おおよそ
このどちらかでしょう。

自分が話しかけられたとき、
気分がよく楽しいのは
自分にもわかる会話で、
自分も喋ることができるときですよね。

逆に相手の話したいことばかり
されても嫌でしょう。

なので、
話しかけるときに
仲良くしたいのであれば、
相手が興味ありそうな話題を
振ったほうが良い。

そして相手が喋ることができ、
こちらが聞いてあげている。

そういうことをしてもらうと、
相手にとっては自分の話が重要で
必要としてくれる感じがありますよね。

仲良くしたいのであれば、
話しかけたい気持ち、
相手に自分の話を聞いてほしい。

そういう気持ちを抑えて、
相手が興味ありそうなこと、
相手が得意で喋りやすいことを
まるで自分がとても聞きたいかのような
態度で聞いてあげることが大事です。


◆自分の欲求を抑える方法


しかし、
一方的に相手の話を聞き続けるのは
相手のことが好きでないと苦痛でしょう。

自分も話をしたいですし、
相手とおなじことを
自分も相手に求めているのですから。

返報性の原理というものがあって、
相手がたくさん喋ったら
折を見て自分の話をしても、
特に問題はありません。

大事なのは、
自分ばかりが喋らないこと。

ある程度喋ったら、
ターンを相手に渡すというのが大事です。

慣れてくるとそれこそ
ターン制RPGみたいな感じで、
会話をすることができるようになります。

わたしは自分が喋るのが
面倒くさい事が多いので、
相手にひたすら喋らせることが多いです。

相槌を打つ際に、
とても気になるような態度で、
好きそうな、
自信のありそうなことを喋ってもらう。

これはこういうことですか?
みたいなオウム返しでも、
別に問題はありません。

自分の気持ちを発散できるように、
それでも相手に好かれるように。

仲良くなるためには、
それを維持するためには
お互いに必要なものが
得られることが大事ですからね。

こういった戦略を意識して、
会話をしてみると
結構おもしろいものです。

わりと人と仲良くなるのは、
簡単なことだと思えてきますから。

それではまた。

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