見出し画像

オタサーの姫は、なぜオタサーにしか存在できないのか? 〜異端者のための生存戦略〜

はろーこんにちわ。
わたしです。

先日も友人と夜ふかしして
TFTをやっていたのですが、
そこでボクっ娘と
サークルクラッシュのはなしを聞きました。

なんでも、
一人称がボクのオタサープリンセスが、
オンラインゲームのサークルにやってきて、
そのボクっ娘を嫌いな女性たちが
ログインしなくなってしまったそうです。

※無事クラッシュしたようです。
すごいですね、姫たん。

ヒメ、ヒメ~

わたし個人としては、
現実でのボクっ娘は殲滅されるべき存在。
そう思っているのですが、
一般男性諸君は
そうは思ってないようです。

今回はこの話から、
社会における価値観の違いと、
オタサーの姫がなぜ生まれるのか。
これを考えていこうと思います。

それでは、概要から。

俗に言うオタサーの姫。
これがオタサーにしか存在できないのは、
あまりにもぶりっ子がすぎる、
男性に対して媚を売るような女性は
他の女性から排除されるから。

価値が低いものと、
テイカー、
規範を破るものは
社会から容赦なく石を投げられ、
排斥される。

また、
一般の女性社会からは、
排除されてしまうような人。
そういった人たちは、
異端とされているからこそ、
男性のコミュニティに所属し、
そこで自らの価値を承認してもらい、
身を守る。

オタサーの姫は、
はみだし者の生存戦略。

だからこそ、
女性からは嫌われるような人が多い。

1.オタサープリンセスと性別による好き嫌い

みなさん、
オタサーの姫は好きですか?

わたしは嫌いです。
火炎瓶を人に投げていいと言われたら、
まず彼女たちに投げつけるでしょう。

けれどもオタサープリンセスって、
男性には大人気。

たとえ一人称がボクだとしても、
あまりにも可愛こぶった
鼻が詰まったような声でも、
むしろそちらの方が可愛く感じるそうです。

わたしは聞いてると
殴りたくなるのですけど。

冒頭に書いた話のように、
オタサープリンセスは、
男性にはウケるのですが、
同性からは夜中寝ているときに
耳の周りを飛ぶ蚊よりも嫌われています。

なぜ、
オタプリはそのように
性別によって好き嫌いが、
大きく分かれるのでしょう?

ちょっと不思議ですよね。
その理由を、考えてみましょう。

2.異端は社会から石を投げられる

俗に言うオタプリとは、
主に男性が多いコミュニティで
チヤホヤされている変な人を指します。

男性が多いコミュニティにいる女性。
その時点で
まずちょっと変なのですが、
大概において
輪をかけて変です。

一人称がボクだったり、
ちょっと服装がアレレだったり、
性格がメンヘラオーバードーズだったり。

まず普段の生活では、
なかなかお目にかかることが
できないような人たちです。

そして、
彼女たちは往々にして
唯一無二の女性という特権に甘えず、
鼻にかかるような甘ったるい声で媚を売り、
ゲームやラノベでしか見たことがないような
ボクとか言う一人称で、
オタクハートをキャッチしようと
したりなんだりしてます。

好かれようと、
結構露骨に相手にウケるようなことを
するわけです。

そしてその行為は、
同性からは嫌われるような行為。

男性諸君、
唐突に壁ドンしたり、
女性にだけ露骨に優しくしたり、
なんか漫画のセリフ抜かしてたりする人。
こんな人がいたら、
ぶち転がしたくなりますよね?

いや、
男性はそれが普通な気もしてきました。
なぜなら頑張って種を残しに
いかないといけないからです。
しかもそれは無限にばらまけるから、
ぶっちゃけ相手は何でもいいのです。

女性は身体を守る側なので、
選定をするのですけれど。
身籠ったら大変ですからね。
ちゃんと信用できるオスを見つけたい。

ちょっと脱線しましたけど、
要は傍からみたら痛々しい、
一般社会では
ちょっと受け入れづらいようなやり方で、
媚を売るので嫌われます。

そして、
女性のコミュニティは、
男性のコミュニティよりも
同調圧力が強いです。

なぜなら、
女性は性差による
体格差、筋力差のせいで
男性や、その他の脅威とは
一人では戦えないからです。

先程言ったように、
身ごもってしまったら
ますます一人ではなにもできなくなる。
なので、
コミュニティを形成し、
それを維持・発展させることで
自らの身を守る必要がある。

ヒールを履く場面で、
革靴を履いているだけで
怒られるのが女性社会。

男性が思っている以上に、
厳しい社会を生きています。

だからこそ、
オタプリのように
一般の社会からは、
受け入れられない様な行いや、
振る舞い、装いをして
更にそれで異性に好かれようとする人。
許されるワケがないですよね。

同調圧力に耐えてきた人からは、
当然面白くないですし、
そもそも一般の社会からは殴られる。

ボクとか言ってたら、
普通親に矯正されます。
かわいすぎる服装や、
子供が普通するような髪型。
あまりにも媚を売るような声。

同じ女性から、
殴られるから普通はできない。

そういった異端であるからこそ、
オタサーに行ってプリンセスになる。

普通の女性は、
近づかない、興味を持たない
ジャンルのコミュニティで、
女性同士ではなく、
男性によって
自らの身を守ってもらうストラテジー。
これがオタサープリンセス。

なんだかオタプリ、
意外と賢い戦法に思えてきますね。

異端として火炙りにされそうになったら、
こういうストラテジーを取るのも
割と悪くないのかもです。

最近はSNSの台頭もあって、
社会的弱者が簡単に集まることができ、
むしろ強さを得られる様な感じがありますし。

異端とされる人たちは、
頑張って新たなる秩序を作り出しましょう。

あと余談なのですけれど、
Vtuberとかが割と女性から
受け入れられやすいのは、
完全にキャラクターだからです。

リアルだったら殴られてます。

それではまた。

この記事が参加している募集

最近の学び

眠れない夜に