『終わりなき旅』拷問です。。 雨の日も晴れの日も 雨のち晴れの日も こうやって吊るされて。。 もうカラスも怖がってません 365日 こうしてたらカラスも慣れます 今となっては逆に ここに食料がありますという しるしになっているぐらいです。。 ワタシ こんな事をする為に 産まれてきたんじゃないんです。。 皆さんに 優しい歌をお届けして 日々の生活に 彩りを GIFTする為に 産まれてきたんです。。 それが毎日毎日吊るされて。。 ずっと助けを求め続け
『クローゼットの片隅で』拝啓 ご主人様 お元気ですか? あなたに会えなくなって どれほどの季節が過ぎたでしょう。。 あなたが ワタシよりも随分と手前に置いている バーベキューセットの点検を始めたという事は またそろそろ 夏がやって来るのですね。。 あなたは覚えていますか? ワタシが初めてこの家に来た日の事を。。 期待に満ち溢れたあなたの笑顔 ワタシが削り出す絹氷を頬張り 「やっぱ夏はこれだね!」 って言ってくれましたね。。 ワタシはその言
『ここから』ワタシは この部屋のトップに位置している 見た目こそ 「シーリングライト」と呼ばれる 一般的なやつだが この狭い6畳ワンルームのトップから いつも全てを見下ろしている この部屋の住人 見た目こそ今時だが だらしなくて 冴えない野郎。。 と思っていたら 意外や意外 なかなかなプレイボーイじゃないか。。 ここ数ヶ月で3人 いや4人の女がこの部屋を訪れてきた どうやらコイツ 通ってる3流大学の 変な名前のチャラチャラしたサークルの中で それなりの人気者に
『ハブラシ』またおっさんか。。 コンビニで弁当とタバコ買って 思い出したかのように「オレ」を 手に取りよった 8種の野菜の彩りヘルシー弁当。。 いやその前にタバコやめぇよ ハイライトて シブいな。。 今日から3ヶ月ぐらいかな。。 取れないタバコのヤニと すぐ血が出る歯茎と闘いながら 「オレ」は徐々に花開いていく。。 どうせ花開くなら 安達祐実みたいな人の口元で ゆるやかに花開いてみたかったな。。 でも しゃーないわな。。 だって「オレ」 ボ