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街中を走るあの広告トラックに規制が入るらしい

東京に帰ってくるとまず目に入るのが、ホストが一億稼いだとか大音量で流れるトラック広告だ。外国の友人からは「あれどういう広告?」と聞かれて面食らうことが良くある。最近はLEDバージョンまで出てきたようで、ついに都内では規制がかかったようで、こういう景観を美しくしていくことは歓迎したい。

東京は出来る限りシンプルなデザインがいいと思っている。ただでさえ統一感がない建物郡である、そこに広告が大量に登場すると一気に下世話感が出てしまう。最たる例は、表参道である。突然LEDが立ち並び、何もないからこそ良かった交差点が一気に品がなくなった。繁華街のネオンや宣伝は好きだが、場所柄というものがあると思う。冒頭のトラックも縦横無尽に色々なところを走るわけだから、わきまえて欲しいなぁっと思っていたところだった。記事を詳しく読むと規制は一部にかかるようなので、全面的に無くなるわけではないのだろう。

もうそろそろこの広告を出稿するという考え方は終わりにした方がいいんじゃないかなと思う。もっとクリエイティブに訴えるマーケティングやPRはたくさんあると思う。マーケティングをデザインするという発想が相変わらず乏しいなぁっと感じるのがこの国だ。日本到着したら、品川に到着したら眼の前に品のないパチンコ屋があって、表参道を歩いていたらホストの売上総額が爆音で宣伝されている都市がいかに微妙な感じか、そろそろ気づかないと。

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