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夏はチャーざるだ。国宝マンガリッツァでいただく和のつけ麺。

アメリカから帰ってきた頃だったと思う。友人に連れてこられたらのがこの満来という店だった。チャーシューがデカいんだよ、とその友人は言った。当時いくらだったか記憶していないが、1000円超えの春木屋プライスだったことを覚えている。満来のすぐ隣にらぁめんほりうちという店がある。満来で修行した人が立ち上げた店で、僕はここのチャーざる。正式名称、チャーシューざるらぁめんだ。僕は個人的に本家の満来よりもほりうち派である。日本の夏にはこのチャーざるが似合う。

なぜか分からないが、今年の夏は日本の滞在していることもあり、このほりうちにヘビーリピートしている。どうしてもあのレトロな甘辛スープが恋しくなるのだ。昔の記憶が間違っているかなぁっと思いつつ、満来もトライしてみるもやはりほりうちの方が好みだ。(ちなみに写真は満来だ)大勝軒のつけ麺のような全国制覇感はないのだが、新宿西口の王道といえばやはりこのチャーざるなのだ。食べ続けていると、いつもの病気が出てくる。このチャーざるをマンガリッツァで作ったらどれぐらい旨いのか。先日のマンガリッツァとんかつ会の時に着想したこの想いは、すぐにスタッフ2名へと伝達されてレシピ開発がスタートする。

とんかつ会にてマンガリッツァはブロンド品種一択と決めた。この豚の旨味は脂だ。特徴的な脂を活かすのもラーメンだったら無限大にできる。麺も特注し、僕らなりのチャーざるを目指す。そして出汁は羅臼から直送している上側の最高級昆布。想像するだけでアドレナリンが分泌されまくる至高のチャーざるだ。マンガリッツァが日本で育てられているんだ、だったら和の食に合わせるのが一番わかりやすいだろう。仕上がりまでにテストを重ねて一日限りのランチにて提供したいと思う。

ご予約はこちらより!8月9日11:30-15:00。一杯5500円。


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