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言語学生直伝、鉄壁の文法知識によるTOEIC900点(上位3%)の取り方-5文型編

こんにちは!今回のノートでは今後学習する文法知識のベースとなる5文型について説明したいと思います。文型とは、具体的に説明すると、
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)の4要素から構成される語順のルールをさします。

S, V, O, C
S(主語)
文が「何がどうする」を表す場合の、「何が」が主語に、「どうする」が述語となります。例えば"I study English. " の " I " がSとなります。名詞のみが当てはまります。
V(動詞)
主語の動作や状態を表します。
"I study English."の"study"がVとなります。
O(目的語)
動詞の動作の目的になる語を表します。
"I study English."の"English"がOとなります。名詞のみが当てはまります。
C(補語)
補語は主語や目的語の説明を補う役割を果たします。主語や目的語が、何かまたはどういう状態かを説明する語を表します。名詞•形容詞が当てはまります。
"I'm happy"の"happy", "I'm a student"の"a student"、"I made him angry"の"angry"がCとなります。

5文型
これらのS, V, O, Cの語順は5パターンに分類することが可能です。
1:SV
2:SVC
3:SVO
4:SVOO
5:SVOC

1: SV
SVはSがVするというとてもシンプルな語順です。1つ覚えておいて欲しいのは、この場合Vには自動詞のみが当てはまります。自動詞は、目的語を必要としない動詞を指します。
SVの例:
I walk. I run. I laughed. I go to school.(to schoolは副詞であり、O,Cは文には含まれていない)

2:SVC
Cは主語どういう状態かを説明する語ですが、SVCは、S(主語)はC(補語)という状態である。という意味を表します。SとCは同じ対象を表現し、イコールの関係にあります。
SVCの例:
I'm tired. I'm a student. I became a baseball player.

3:SVO
Oは目的語ですが、動詞の動作の目的になります。例えば I drink beer.ではbeerがOとなり、drinkというアクションの対象になっています。
この場合Vには他動詞が用いられます。
SVOの例:
I throw a ball. I attended a meeting. I need permission.

4:SVOO
この文型は目的語が2つあります。主に意味はSがO1(先行するO)にO2(後続するO)を与えるという風になります。目的語があるので、SVOと同様に他動詞が使用されます。
SVOO の例:
I gave him a ball. I bought him sone snacks.
She teaches us math.

5:SVOC
この文型ではO=Cの関係が成り立ちます。SがVという動作を行った結果、OがどうなるのかがCで説明されます。ここでも他動詞が使用されます。
SVOCの例:
I made him angry. I call him Ken. He keeps the kitchen clean.

これらが5文型の説明になります。この文型の理解がスムーズに英語を学習するには不可欠です。今回は宿題として、自分でそれぞれの文型の文章を作ってみて欲しいです。今後説明する知識がより分かりやすくなるはずです。また次からのノートでは、5文型を巧みに操ることを目指して、S,V,O,Cの中身である名詞•動詞•形容詞と、それらと共に用いられる副詞について解説していきたいと思います。

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