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【実食レポ】 「仙太郎」(京都市下京区) おはぎ

ご訪問くださりありがとうございます!

和菓子を知るには、まず実際にいただかないと話になりませんよね。
そんなわけで、1886年(明治19年)創業の『仙太郎』さんから
スタートです。

『仙太郎』とは

おはぎの箱はこんな感じです

阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩10分ほどの場所に、本店がある仙太郎さんは、関西や東京の主要百貨店に出店している人気和菓子屋さんです。

私は今回、いつも行列を作っている「阪急うめだ本店」で購入しました。
いろいろな和菓子が販売されていますが、おはぎを中心にいただきます。

「本わらび」が崩れやすいからと、紙袋に入れてくださいました

おはぎの大きさは、お上品なサイズだと思います。
価格は2024年7月時点で、おはぎ税込216円、黒千石おはぎ238円、黒豆大福260円、本わらび378円です。

「白ごま入り黒千石おはぎ」のみ阪急百貨店限定品で、そのほかは定番商品。

おはぎの特徴は、やはり刻み大葉が入ったもち米ですね。
甘すぎない丹波大納言小豆のあんに、さやわかな風味をプラスしてくれます。
黒千石おはぎは、白ごまも香ばしくて塩味も少し感じられました。

塩は、甘いものに良い仕事をします。

また、粒あんやもち米は、しっかりした粒の存在感があり、素材の強さを感じます。

仙太郎大納言
現在、仙太郎の小豆畑、自作は1.2町歩、反収100kg。
ゆくゆくは自分達の使う小豆を全量賄う事が出来れば、と夢を抱いている。
もち米
品種は「志賀羽二重」と「新羽二重」を隔年で試している。1.5町歩反収300kg以上。これが私共の「ぼた餅」の芯になる。

仙太郎 農園紹介から抜粋


本わらびのみ日持ちは翌日まで。ほかは全て当日中です

「黒豆大福」の黒豆はうっすら塩味、やわらかい朝搗き餅で包まれています。
豆が主張しすぎていないタイプです。

「本わらび」は、とろとろの国産本わらび餅に、なめらかなこし餡でスル〜とした喉越しでした。

作り立てを百貨店でもいただける。なるほど、行列も納得です。
ごちそうさまでした。


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