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初めてのお泊り交流

前置きとして裁判所や弁護士が使う「宿泊を伴う面会交流」と言う言葉。大っ嫌いです(怒)。いちいち【面会交流】って使わないといけないの?と思います。いい言葉は思い浮かびませんが、子どもの年齢を考えて「お泊り交流」と言わせて下さい。もっと素敵な言葉があったらコメント下さい<(_ _)>

愚痴と前置きはここまでにしておいて、2020年~2021年の連休の間でついに子どもと自宅で過ごす事が叶いました。その思いと状況をnoteしておきたいと思います。

お泊りの準備

さあ、子どもと泊りで過ごせる!(^^)!と喜ぶも、浮かれてばかりではいけません。何よりずーーーっと子どもと暮らしていない日々。月1回程度の親子交流では子どもの事なんて一部しか分からない、気が付けません。では、どうしよう。

①妻に聞く

これはハードルが高すぎますね。まあ、子どもに関するほとんどの事を秘匿されている状況。また、聞けるような状況であればもっと親子交流も出来たりするわけで・・・。様子を見ながら、本当に分からない事があればそこは聞きます。今の所は大丈夫。

②友人に聞く

同じ年の子を持つ友人や子育て先輩パパママに聞くと、色々なアドバイスが出るは出るはと、大助かり。その中で当たり前のものを除いて

歯磨き粉の味 ・・・ 子どもによって、こだわりがある様子

エジソンのお箸 ・・・ 場合によっては必要かも...

ぬいぐるみ系と枕 ・・・ 寝る時に必要な子もいるので、代わりを用意。

除湿器 ・・・ 口を開けて寝る子もいるから冬場は必要

はとても参考になりました。

③別居親の先輩に聞く

こちらは物より行動的なアドバイスでした。なぜなら、共同親権や共同養育を謳う方々は、普段から子どもの面倒を見てきた素敵な方ばかり。お家でのトイレの方法や寝かしつけの技、危険な点などいっぱいアドバイスを頂きました。

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そんなこんなで写真の様に色々と用意完了。子どもの食器やお昼、夕食のメニューも万全。いざ、お泊り交流に!(^^)!

お泊り交流スタート

妻との待ち合わせ。妻が子どもを連れてくる。パパ(私)を見つけるとダッシュで駆け寄る子ども。お着換えセットを受け取り交流スタート。

当時住んでいたお家ではない。(不倫に使われた家には住めずに引っ越しました)子どもにも当時の記憶はないだろう。今の家は、子どもには初めて見るお家。玄関あけて「○○、だだいまだよ」というと「ただいま」と言って靴脱いで二人で入っていく。何気ない一言だけど、その一つ一つが子どもと離れている現状では感慨深い。少しだけ当たり前の親子に戻れた気がする。

さっそく家の中を探検する子ども。あっち行ったり、こっち行ったり、外にまで周囲の探検に。そんな狭い所まで行くのか~。

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ひとしきり探検しているとキーンコーンカーンコーンとお昼の時間に。

先ずはいつものお昼でパパに味を思い出して

さて、お昼の時間。先ずはいつものサンドイッチでパパの味を思い出してもらおう。

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「どう?」の問いに頷く子ども。いっぱい食べてくれました。あっ、もう作り過ぎてないですからね(*‘ω‘ *)

ちなみに左利き?右利き?普段の様子が全くわからないので、とりあえず子どもに任せる事に。こういう些細な親同士の連絡も必要ですね。共同養育は大事です。

天気がいいから公園へ

天気が良いので近くの公園で遊ぶことに。めずらしい遊具がいっぱい。さあ、右手に最強のハンマーを、左手に最強の剣を持って遊びまくれ~

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あちこち走り回る子ども。他の親子がブランコやっているのを見て「パパ、ブランコやる」とパパのお膝の上でブーラブラ。すべり台、うんてい、お砂場、すべてコンプリート~!それでも飽きない。おいおい無敵かよ。

じゃあそろそろ帰ろうか「うん」。たまたま撮れた二人の影絵。こうやってしゃがんで手を繋いでお家に帰る。抱っこして帰宅していた当時が懐かしいと感じる悲しさと共に、子どもの成長をたくましく思う嬉しさ。何より今、一緒にいれる事が大切なんだと感じた瞬間でした。

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時間を気にせずゆっくり過ごせる時間

いつもなら「後、何分しかない」と時間に追われている親子の交流。だけど今回は時間は気にしなくてOK。ゆっくり自宅で子どもと過ごす事に。さっそく子どもが前回読んだ「えんとつの町プペル」に興味津々。「あれっ何だっけ」と言うので絵本の読み聞かせ。

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自分でめくって、パパの読んでいる言葉に頷く子ども。読んている途中でページをめくって、絵を眺めている時も。それも絵本の良い所。これも教育、養育、親子の交流。普段の交流ではこんなにゆっくりできない貴重な時間。

おもちゃで遊んで、子どもとヒーローゴッコしたり、色んな本を読んだり。楽しい時間はあっという間に過ぎていく・・・。

お夕飯も、お風呂も一緒

子どもが遊んだりしている間に夕飯の準備も。時折子どもが聞いてくる。「何食べるの?」「お夕飯はこれね~」

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すいません、子どもの好みがわかりません。なので子どもが好きなものと、ベタな○○カレー(子どもの好きなアニメ)にしました。子どもが「イヤイヤー」する事も考えて、わざわざ箱も前に置き「○○カレーだよ」と言うと「食べる~」。作戦成功!

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そしてお風呂に入って、歯みがきもして。YouTubeやネットで勉強した成果がここで実った!(^^)!

悪戦苦闘、ねんねの時間

「さあ、寝るよ~」と言うも興奮冷めやらぬ様子。いつもと違うおもちゃや環境が楽しくて仕方ないみたい(汗)「あれ何」「これでまだ遊ぶ」「これ持っていく」おいおい、いつになったら寝るのかな?疲れ果てる様子も無し。こうなったら部屋を暗くして強制終了。それでも今度は布団の中でパパと遊びだす。最後はパパとのおしゃべりしながらゆっくりおやすみzzz

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朝日と一緒におはよう

パパが目を開くも、うとうとしていると、「んっ」といってもぞもぞしだす子ども。そして、ガバっと起きる。「おはよう」とパパが言うとコクンと頷き大きなあくび。さてと、顔を拭いて、口をゆすいで着替えて朝ごはんだね。ささっとこんな感じに。

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歯も磨いて、さっそくおもちゃで遊びだす子ども。しかし、遊ぶだけが親子じゃない。しまじろう君、よろしくお願いします。

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指で絵を追いながら、パパの後に続く子ども。逆にパパに教えてくれる事もwww「これは○○だよ」「すごいな○○」得意げに笑顔で返す子ども。もっといろんな事を伝えて行きたいな~。

カーラーボールのキャッチボールはまだ早かったので、オレンジ風船のキャッチボールも。

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色んな事をしていると時間はアッという間に過ぎていく。楽しければ楽しいほどに・・・。そして、一時のお別れの時間・・・。次に会えるのはいつかな~。

待ち合わせの場所に向かう途中、「まだお家居たい」と言われたのが嬉しい様な切ない様な。ただ子どもには「いつでも来れるからね」と言うと楽しそうに頷いていた。そして、待ち合わせ場所には妻が。なかなか離れないので子どもに「ママの言う事聞くんだよ。何かあったらパパに何でも言ってね。ママにいっぱいお泊りの報告してきな」「うん」と言って妻の元へ。いつも通り、手を振りながら「またね」

こうして、初めてのお泊り交流は終わりました。

あとがき

いつも交流の後に思うのですが、なぜ別居親って危険視されたりするのでしょうね。確かに「DV」や「虐待」をする別居親もいるでしょう。しかし、そうで無い人たちの方が圧倒的のに、すべてが「DV」や「虐待」をする親基準。あからさまにおかしい。これでは普通に交流できる親子まで疎遠になってしまいます。そういう偏見は辞めて欲しですね。

また、「DV」や「虐待」をする同居親も一定数います。そういった中の子ども達を見守れる、救うきっかけにもなります。

先ずは、別居・離婚しても「パパもママも」。なるべくお互い平等を基準に、一部特殊な場合(DV、虐待)を除き考えて欲しいものです。もちろん一部例外的な場合は最小限の交流もしくは、交流中止は必要だと思います。

共同養育。夫婦の問題と子どもの事はある程度、切り分けて目指したいと思います。

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読んで頂き、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

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