西武の今と昔の戦力の違い
本日松井稼頭央監督の休養が発表された。
ファンは様々な意見があると思うが、果たして代行監督をする渡辺GMで劇的に変化するのだろうか。監督だけの問題だろうか。私はGMの手腕を疑っているわけではない。今の戦力で勝てるのだろうかと私は疑問に思う。10年以上前の渡辺監督時代の戦力と今の戦力を見ていきたいと思う。
渡辺監督時代の戦力
2008から2013まで指揮を執っていた日本一は1回だけだが2009以外は全てAクラスである。
個人的に好みのシーズンである2つの掲載したが、明らかに今の選手より結果を出している。守備は今の方がいいかもしれないが、それを補うほどの打撃力があった。ホームランテラスがない時代でも本塁打は昔の方が多い。そして打率だけではなく選球眼や進塁打も難なくこなしていた。現に中島や栗山は出塁率が4割を越えていたこともあった。勿論打率も残した。
そして基本的に各選手の打点が多い。今の選手よりメンタルが強い、というのもあるかもしれないが、本塁打や安打でなくても機動力で点を取ることもあった。やはり1番で固定されて片岡の役割は今思うと大きかったのかもしれない。総じていうと当時は血まみれになるまで練習して、頭を使ってプレーしていたのだろう。
ちなみに投手はあんまり良いとは言われていなかったが、当時涌井、岸、帆足が3本柱で結果残していた。中継ぎや抑えが度々炎上していた記憶がある。各自で調べてほしい。
その他の選手
レギュラーの選手だけで判断するのはまだ早い。助っ人外国人も素晴らしかった。フェルナンデスやクリスカーターなどいい選手がいたが、私はヘルマンを推したい。
ヘルマン(2012~2013)は珍しく長距離タイプではなく、完全な短距離バッターであった。シーズン前はそれほど注目もされていなかった。彼の何がすごいかというと、これも珍しい2年連続全試合出場するのである。さらに2年連続40盗塁した。
打撃には目をつぶっていたと思うが、かなり勝負強い。2013年には3割と最高出塁率を獲得する。格安で最高のパフォーマンスをしてくれた。近年の西武史に残る最強の助っ人かもしれない。
ヘルマンが西武を退団した時は、私は悲しかった。
日本人でいうと、秋山翔吾は大卒2年目でレギュラーを掴み、その後は誰もがしるスター選手になる。浅村栄斗も高卒3年目でレギュラーを掴み、4番になった2013年には110点で打点王になる。まだ、23歳である。
大崎や坂田など、レギュラーにはなれなかったが割と結果を残した人もいた。
松井監督時代の戦力
2023年の成績である。
「地獄」の2文字に尽きるだろう。私もあまり見たくない。書かなくてもわかるだろう。
いろんなスター選手がFAでいなくなったとはいえ、あまりにも悲惨ではないか。投手は比較的良いが野手は落ちぶれ過ぎではないか。これで勝てという方が難しいと思う。
2024年はデータを見る気力もない。
これからについて思う事
このままだと誰もが不幸になると思う。嫌な言い方をしてしまうがファンは一生懸命応援しても、応援しかできない。「今日も負けるだろう」と思いながら、応援するのは苦痛だろう。しかしファンよりも、もがき苦しんでいる人がいる。だから、ファンは今まで通り生きるしかない。
球団スタッフは今頃頭抱えていると思う。この状況でも、ファンを楽しませる企画、ファン拡大など営業しないといけないのにモチベーションが上がらないだろう。苦しい時でも文句言わずに、ファンを楽しませようとするスタッフ方にはファンは感謝しないといけないと思う。
裏方やコーチも結果が出ずに苦しんでいる事だろう。しかし、彼らも教えることしか出来ない。しかも自営業だから解雇と隣り合わせで生きている。プレーができないから色々葛藤があるだろう。
そうなると、選手が血まみれになるまで練習して結果出すしかな伸び悩んでいる選手が多いのでプライベート返上して、栗山を見習い練習してみてはいかがだろうか。そうしないと結果も出していないのに、パソコンばかりいじっている私みたいになってしまう。私みたいになったらもはやアマチュアである。選手の皆様には私と同類にはなってほしくない。中村栗山がいるうちにもう一度優勝してほしい。
6月19日にライブあるので来てください。
色々な記事を書きたいです。