令和転生（QA編）
デジタルハリウッド大学「令和転生～20歳になって転生したらどうしますか」でお話した内容を昨日投稿しました（下記、ご参考）。
主催の浅枝君から誘われた際、当日の進行のイメージか知りたいので、一緒に飲もうとお願いしました。
ある焼き鳥屋さんで。
浅枝君「一問一答ですよ。令和に20歳になって転生する時、スキルのどれかを持ち込んでいいと言われたら、何にしますか？」
和田「健康と好奇心」（秒で回答）
浅枝君「あ、そういう感じです。面白いなぁ。」
てなわけで、講義当日は、簡単に私から話して後、一問一答スタイルでサクサクやろうかなんて話もありました。
が・・
いつも通り、私がべらべらしゃべってしまい、せっかく用意してくれた質問にはほとんど答えられませんでした。
この場で、いただいていた質問に答えていきますね！
Q：転生したら、短期で何をしますか？ 20歳のうちに何をしますか？
A：20歳にしかできないことは基本的にはないと思っています。
若ければ死ぬまでの時間が長いので、長期間の課題に取り組めますね。
年輩者は無責任に若者をおだてますが、時間以外のアドバンテッジはないと思った方が良いと思いますよ。
Q：20歳だとしたら、中長期では何をしますか？
A：時間がかかる仕事。
政治や研究ができそうですね。
Q：習得済のスキルで転生後使えそうなものは何ですか？
A：人間理解。組織理解。社会理解。
人間絡みの知見は場数がものを言います。
Q：身に着けずに後悔しているスキルは何ですか？
A：数学。
このままでは、人類が理解する言語の半分と、知恵の大半を知らずに死ぬことになりますね。老後は本気で取り組むつもりです。
Q：アンラーニングするなら何を？
A：生活習慣。
見識も性格も、生活習慣にへばりついていると思います。何かを変えたいなら、真っ先にここを変えるべきですね。
Q：転生したらどのように未来に向かいますか？
A：今と変わりません。
筋の良い手を打ち続けて生きる、これだけ。
ちなみに、何をしたいかとは別ですよ。
Q：イノベーターとは何だと思いますか？
A：革新。
同義反復ですが創意工夫する人。自分の頭と感性で考えて行動する人。
Q：イノベーターと思える人は誰ですか？
A：そのように行動している人。
Q：尊敬する人は誰ですか？
A：全人格的に崇拝する人はいません。
追っかけ的に格好良いと思っていたのは、アンディ・グローブ。単なる趣味です。
Q：座右の銘は？
A：座右の銘はありません。
起業を志す皆さんが知っておいた方が良い言葉としては「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ですかね。
Q：参加者に伝えたいことは何ですか？
A：とにかく行動すること。すべての思考は行動に繋げるためと心得る。
Q：推薦図書を教えて下さい。
A：「わすれられないおくりもの」（スーザン・バーレイ著）
私は若い頃、このタイプの本には関心がありませんでした。
しかし、以前から今に至るまで、私の生きている（生かされている）意味は「誰かの役に立つこと」だと思っています。
諸々経験してみて、今はこの絵本が一番ストレートな目標になっています。
こんな感じ。
そうだ、学生に対してレポート提出の課題も出してくれと言われました。
こんなのを出題。
二問目がミソですｗ
何の代償もなくお金をもらえるとしたら、いくら欲しいですか？
a.10億円、b.100億円、c.1000億円、d.1兆円
そのお金を何に使いますか？
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