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日本ハムと雲仙ハムくらいの違い
アニメや漫画で最近よくある「 異世界もの 」というジャンルをご存知だろうか。
主人公とされる人物が、現代とは文明も時代も歴史も何もかも違う世界に移動?してから始まる物語。ざっくりとその総称である。
最近の作品だと、現代でパッとしない生活を送っていた主人公が違う世界に行ったことで特別な評価をされる。結果その世界の女の子からモテまくる。
というのが作品の軸にあると思われる。(ちょっと偏見)
もちろん、物語の展開の違いにそれぞれの色が見えるのがこのジャンルの面白さでもある。
さて、異世界ものについて見識をちょっとだけ深めたところでとある作品について語りたい。
それは、
「 GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 」という物語だ。
その内容は、
東京の銀座に出現した「門(ゲート)」により日本とつながった中世ヨーロッパ風ファンタジーな異世界「特地」を舞台に、筋金入りのオタクで勤務評価は最低辺と言うぐうたら自衛官、伊丹耀司を主人公に、テュカ、レレイ、ロゥリィら3人娘らと伊丹らが織りなすハーレム系ドタバタ劇、特地の覇権国家で日本侵略に失敗した「帝国」を相手に…pixivより
この作品、確かに異世界ものの要点は抑えている。( 若干ネタバレ )
● 現代とは文明も時代も歴史も何もかも違う世界に移動 → 特地
● 現代でパッとしない生活を送っていた主人公 → 筋金入りのオタクで勤務評価は最低辺と言うぐうたら自衛官
● 違う世界に行ったことで特別な評価をされる → 実は政府のお偉方と繋がっていたり、特殊部隊の出身だったり
● その世界の女の子からモテまくる → テュカ、レレイ、ロゥリィの3人娘らとその取り巻き
個人的には好きな作品ではあるのだが、正直異世界ものと言われると何故か違和感を感じ得ない。
よくよく考えてみるとこの作品、大きな違いが一つある。
昨今のこのジャンルの特徴として、異世界に移動するのは主人公のみ / もしくは少数が基本的であると思われる中、この作品…
国単位で、しかも異世界と現代を行き来している。
その設定もあってか国vs国の陰謀が動く壮大な話を物語の根幹にも添えており、主人公だけに焦点が当たっていない。
しかも日本がなかなかに戦略的で、そんなわけあるかと言うツッコミは持ちながらも日本有利に展開する場面が多い。
そのおかげで、僕のような日本大好き人間に刺さる「 日本スゲー 」を適度にやってくれている。
個人的には、アニメの続編を待つくらいには好きな作品の一つである。
とはいえ先ほども述べたように大枠はそのジャンルに入っているので、この物語も違いはあってもやはりきっちり「 異世界もの 」なのだろう。
たまに好きな作品にこんな謎の講釈を垂れてみる
そんな事をする私はやはりオタクなのでしょう。
そんな事を考える日曜日の午後でしたとさ。
今週もご一読ありがとうございました。
来週もどうぞ宜しく。お願い致します。
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