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少しずつ見えてくるもの

友達と話すことで自分の思考がはっきりしてくることがある。

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自分だけでグダグダと考えているよりも、友達に聞いてもらう、リアクションをもらう。それだけで気持ちは楽になるし、悩んでいたときに覆っていた靄(もや)が少しだけ晴れたような気分になる。

もしかしたら何も進んでいないだけかもしれないし、その点は動いていないのかもしれない。

それは多分その通りだ。話を聞いてもらっているだけで自分の行動には加味されていない。

行動を起こした時に点は動く。前か後ろかなんてわからない。ただ動く。

でも、それが大事なんだと思う。動かないことは僕にとって少し怖いことだ。よくやってしまうけど。

うじうじと悩むことが楽で好きだった。自分の頭の中だけに保存しておきたくて、大事にとっておきたかったものだ。

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「頭の中にあるうちは、なんだって傑作なんだって」

朝井リョウさんの著書「何者」に書かれている一節。就活を題材にしたこのお話はさまざまな人間模様が描かれている。

自分の頭から出さなければ、世間からは評価されない。
すなわち、マルもバツもつかない無の状態。

世間に評価されるためにやっている訳ではないことは分かっている。誰だってそうだろう。批判されたくてやっている人はそんなにいないはずだ。

きっと誰かの幸せに寄り添いたくて、何かをつくっていると思っている。物語であれ、思考であれ、なんであれ。

先にあげた「幸せに寄り添いたい」という想いは僕のエゴだ。誰もがそんなことを望んでいることじゃないから。一方的な願いに他ならない。

それでも、伝えたいと思うのは想いは届くと信じているから。

自分の願い、想い、理想かもしれない絵空事。自分だけのキャンバスに伝えたいメッセージをありったけかいて表現したい。

伝えるツールは揃っている。もうかくだけの状態なんだ。

確かに、表に出すことはとても怖い。何を言われるか分からないし、どんな言葉を投げられるか予想もつかない。

それでも出さなきゃ始まらないんだよな。スタート地点にやっと立てる。

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メンタルの振れ幅が激しすぎて、「絶対いける!」って思う時も「今日はダメな日だ」と思う時もあるけれど、継続は間違いなく強いからそれを信じてがんばりたいな!

時々こうしたメタ的なことも書きますが、書かなきゃやってられません!
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