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個人として大切にすること

20代の過ごし方、働き方をよく考える。
キャリアについて話すことは好きだったけど、自分にベクトルが向いていると少し億劫になるのは依然変わりない。

過去の自分、大学1年生あたりの頃はとにかく就活が嫌いで、企業に入社するっていう、いかにも当たり前でありきたりな感じが嫌だった。

新入社員が数名いてその中の一人なんだって思いたくなく、人と違うことがしたいと漠然ながら思っていた。

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約2年が経ち、今ではどうなのか。相変わらず就活は嫌いだ。先日参加した合説もあまり楽しくなかった。ファーストコンタクトからのインターンやら選考やら、なんとか審査みたいな感じ。そこに組み込まれることに嫌悪感を抱き、生意気ながらもちょっとブルーだった。

しかし、面接は意外と楽しかった。面接というよりはMTGのような感覚。オフィスでもカフェでも緊張するのは変わらないけど、自分のカラーを出せるようになってきたのではないか。

ESが問題用紙だとすれば、口頭試験のようなものだった。自分のバックグラウンドを話し、興味対象を話し、会社の説明を聞いて、ありがとうございました。

話すことは慣れると得意で、さらに少人数だとかなり好条件!フランクに喋っているときは適度な緊張感を持ちながら想いを伝えられるので好きだ。

ただ、それで全てが伝わるわけではないので、その後の接し方もとても重要。長い付き合いかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

結局、個人と個人の話。会社ってあるけど、目の前の人が全てで、特別大きな差があるわけでもなく、等身大で接することができるか、否か。

ここに集結するんじゃないかと思った。
礼儀はないよりはあった方が印象がいいだけだし。

だから、どんな状況でも目の前の人をリスペクトしているかは大事だと思う。試験官の前だけ繕ってもバレるのが常らしい。

自分という、個人をSNSでもオフラインでも表現できるか。誇張しても意味がなく、むしろマイナスになる。

”誠実さ”とはなんなのか、を考えるようになった。今のところは嘘をつかない、約束を守る、ぐらいしか見当たらないけど、基本だと思う。

あと、みている人はみている。自分も自分をみている。必ず誰かにみられている。誤魔化していないか。それもきっと、基本だろう。

嘘がつけない性格は損だと思っていたけれど、そんなことはなかった。なんでもすぐバレてしまう。誠実に生きるしか術がない。だからそうする。

社会人になって、扱うお金も増えて、行動範囲も知識も知り合いも増えると思うけど、”人として”の部分は変えない、ブレないことを気を付ける。


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