支援疲れ感じていませんか?【フリースクールスタッフ】
【こんな先生方におすすめです】
✔最近疲れが取れない
✔人からボンヤリ又はイライラを指摘される
✔充実しているはずなのになんだかスッキリしない日々が続いている
おうちフリースクール運営中の先生方、間もなく1学期も終了ですね!フリースクール業は毎年5月に第1回目の生徒さん入会ラッシュを迎え、その勢いで突っ走っているうちに「あれ?1学期もう終わり?」というケースが多いのですが、皆さんのスクールの様子はいかがでしたか?
この第1回目のラッシュと第2回目ラッシュと言われている9~10月の時期は、我々支援者にとって大きな充実感を感じられるとともに、ちょっと疲れが溜まりやすい時期でもあります。実際に私自身も知らぬ間に疲れをため込んでいましたし、オンラインでおしゃべり相手になってくださるフリースクール運営仲間の先生方も同じようなことをおっしゃっていました。
今回の記事では、フリースクール運営における”支援疲れの予防と対策”についての私なりの考えを、経験談を踏まえながら記録してまいります。
▼フリースクール支援者は実は疲労がたまりやすい
まず、私が個人事業でおうちフリースクールを始めてみてわかった意外な事実。この働き方は思っているよりも疲れがたまりやすいということです。朝3時起きで帰宅は21時を回っていた学校教員時代と比較すると、おうちフリースクール業を営む現在は朝6:00起床、夜22時就寝と大変健康的な生活を送っているにもかかわらず、また別の種類の疲労が蓄積しやすいということがわかりました。
学校教員時代の疲れ方は体力の疲れ>精神の疲れ。精神的にもハードな毎日だったことは確かにそうなのですが、それをさらに凌ぐ体力的なしんどさがあったため、”休息が必要”というサインを自分でも感じやすかったんです。体力の限界が心の限界とほぼ同時か、その前に訪れてくれたので、早い段階で「今日は早く寝よう」などと対策を講じることができました。
一方のフリースクール業は、学校教員時代ほど体力の消耗はありません。朝から晩まで学校中を駆けまわったり部活指導をする必要もなく、1年間を通して空調の整った部屋で穏やかに生徒さんと過ごすことができます。そうすると体の疲労を感じないため、精神・神経の疲労に全然気が付かなくなるんですね。身体的には”まだまだイケる”という感覚なので、いくらでも突っ走ってしまうことができます。
また、新しく入会される生徒さんが集中する時期は、生徒さん対応はもちろんのこと、保護者様や学校の先生方との対応時におのずと緊張感をもって仕事に向き合う時間が長くなりますし、連絡の内容によっては特段慎重な姿勢が必要な場合もあります。私の場合はスクールオープン2年目の10月まで、この種の疲労感に気づかずに走り抜けてしまいました。
フリースクール業をやっていると誰でもそんなに神経・精神的な疲労がたまるもんなの?と言われますと、これはもう個人差が大いにあるのではないかと思っています。私は図太い神経をしている人間なので1年半もってしまいましたが、下記のリストに当てはまる先生方は、要注意。ぜひご自身の疲労感についても、日頃から気を付けて頂きたいと思います。
【疲労ため込み注意!な先生】
✔スクールが小規模またはお一人で運営している
✔生徒さんや保護者様へのきめ細やかな対応に定評がある
✔”子ども達のため”と思うと底力が湧いてくる
あくまでもわたなべ調べではありますが、上記3点にあてはまる先生(=つまり支援に熱心で周囲からの信頼が厚い先生方)ほど、ご本人の知らぬ間に大きな疲れをため込みやすい傾向があると感じています。どうかご謙遜などなさらずに、少しでも「私あてはまるかも…」と思われた先生方、この先のお話にもお付き合いください。
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