オリックス、日本シリーズの戦いを神戸で終えて
はじめまして、わっきーです。
この度、オリックス・バファローズの日本シリーズを神戸で観戦した感想を何か残そうと思いnoteを作成することにしました。
文章を書くのは得意ではありませんがご一読いただければ幸いです。
自己紹介 ~野球との出会い~
感想を書く前に、初めての記事なので軽く自己紹介をしますと、私は兵庫県播州地方で育ち、現在は神戸市在住です。初めてプロ野球と出会ったのは1998年。父親にグリーンスタジアム神戸(現ほっともっとフィールド神戸)に連れて行ってもらったことがきっかけです。当時は小学校に無料券が配られていたのでしばしば連れて行ってもらい、イチローや田口壮、藤井康雄(アイコンの幼少期の私と写っている選手)などに惹かれ気づけばファンクラブに入っていました。
また、1999年のオープン戦でオリックス-巨人戦を観て以来、セ・リーグの贔屓チームは巨人となりました。
贔屓2チームの日本シリーズ ~オリックスと巨人~
前置きが長くなりましたが、前述の通り野球・オリックスとの出会いは1998年ですから、前回優勝の経験はありません。一方で、巨人は度々リーグ優勝し、日本一にもなっています。私自身、2013年の日本シリーズ第6戦はKスタ宮城(現楽天生命パーク宮城)で観戦しております。
一口にリーグ優勝と言っても、オリックスと巨人では私個人の思い入れが違違うということが今回わかりました。どちらも私の贔屓チームではありますが、巨人は東京のチームですから関西ではさほど盛り上がらず、リーグ優勝や日本一となったことは嬉しいのですが(今思えば)どこか実感がなかったのが正直なところです。
一方、今年オリックスのリーグ優勝を初めて経験し、レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、そして日本シリーズを現地で観戦してその熱を直に感じることができました。やはり現地で観ることができるかできないかは大きな違いです。
余談ですが、今年は11月7日(日)に甲子園で阪神-巨人のクライマックスシリーズも観ています。もっとも、巨人は今年リーグ3位で借金1です。感想としては「勝ち試合を観られて良かった」程度です。
レギュラーシーズンとクライマックスシリーズ
話をオリックスに戻します。まずはシーズン終盤、ロッテと激しい首位闘いをする中、当日券がなくなるほどお客さんが入った京セラドーム大阪に感動し、当時のグリーンスタジアム神戸の光景が思い浮かんだのは言うまでもありません。
クライマックスシリーズでは、入場制限が緩和したこともありレフトビジター席を除くほぼ全てからオリックスを応援するハリセンが鳴り響き、ワンプレーごとに拍手や歓声(本来は出してはいけないのですが・・・)、時にはため息が漏れる京セラドーム大阪の独特な雰囲気に興奮しました。
幸いなことに日本シリーズ進出を決めた11月12日(金)を現地で観戦し、中嶋監督の胴上げをはじめ優勝セレモニーを観ることができ思わず感極まっておりました。
日本シリーズ ~神戸へ帰ろう~
そして迎えた日本シリーズ。第1戦と第2戦は所用がありチケットの申込みはしておりませんでしたが、第3戦と第6戦を観戦しました。
第3戦は途中からシーソーゲームの様相を呈しましたが、サンタナ選手に逆転2ランホームランを打たれ敗戦。翌第4戦も負けヤクルトが日本一に王手をかけましたが、第5戦にジョーンズ選手の決勝ホームランで神戸に帰ることが決定します。神戸で日本シリーズを観ることができる、この時点で既に何とも言えない高揚感がありました。
第6戦当日、ほっともっとフィールド神戸に到着したのは14時半頃でしたが、開場を待つ多くのファンで長蛇の列ができており、グリーンスタジアム神戸の開場を待っていた幼少期の記憶が蘇ります。
開場し、スタンドに入ると幾度となく見てきた美しい芝のグラウンドが目に飛び込んできますが、いつもとは違うどこか厳かで特別なものに見え、「ああ、これが日本シリーズなのか」と改めて実感します。
(第3戦の東京ドームはバルコニー席でビュッフェが付いておりそちらの驚きが勝ってしましました(笑))
17時頃には日が沈み、気温一桁台の屋外球場・・・もちろん完全に冬の装備です。しかし試合が始まると興奮と豚汁の温かさでその寒さも少し和らいだ気がします。
試合結果は御存知の通り、両チーム譲らず(あと一本が出ず)今シーズン初の延長戦にもつれ込み、12回表に川端選手が決勝タイムリーを放ち勝負あり。東京ヤクルトスワローズ、20年ぶりの日本一が決まりました。
試合内容についてここで言及するつもりはありません。ただ、シリーズ通してあと一本、打線の援護があればもう少し楽な展開だったのかなと思います。それぐらい今年の日本シリーズは両者の実力が拮抗し、球場やテレビで観戦していて疲れました(笑)
日本シリーズから一日経ち、私は応援していただけなのですがどこか肩の荷が下り楽になった気がします。もちろん悔しさはありますが、それは来年日本シリーズを経験した選手たちが晴らしてくれると信じています。
最後に
最後に、オリックスは今まで1995年や1996年の夢から覚めきれていない節があったように思います。また球団合併という歴史もあり、当時からのファンの中には複雑な感情があるでしょう。私も合併当時はブルーウェーズが無くなるというショックから応援熱が冷めた時期がありました。しかし2021年にオリックス・バファローズとしてリーグ優勝を果たし、球団やファンはようやく一歩、次の時代に進めると信じています。
とりとめのない駄文でしたが、ここまで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
~叶うべき夢の先へ~
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