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sweet night
真っ暗な部屋で
目を閉じていると
心臓の音が聞こえてくる
カーテンの隙間
月が落ちてくる
ひとり静かな夜の話し
きっと想いは恋焦がれ
知らない方がましだと言う
穏やかな月夜の冷たさが
君の夢をみたいとじらしてく
こぼれた感情は溶けてはいかずに残り
光の届かない場所まで照らして笑う
星の神話が語りかける
誰にもあげない
この瞬間に
寒さも消えかけ
静かな夜の子
心臓の音が穏やかになる
月が綺麗でなによりです
あれこれと考え込んだ毎日でした
つまらないことに頭を捻らせ
思考の蔦は絡まっております
眩しい世界が私を待っているのならば
それは徳の積み方が合っていたということ
私の愛が間違っていなかったということ
それはなによりも変え難い嬉しき事情
月が綺麗でなによりです
幾度となく迫る小波の様に
孤独故の光
一筋に差し込む
ぼんやりはしているが
黒い視線の先に確かにある
少女は頭抱えて
一振りの剣を下ろす
物質は切れないが
確実に未来への枷を切る
不思議な風が吹き
へどろを掻き飛ばした
足元に絡みついた
余計なものはもうここにはない
綺麗な顔をしたあなた
ゆっくりでも二人で進みましょう
可憐な声の先には
公園の遊具ではしゃぐあなた
ここはもう独房じゅない
息を深く吸い込んで
吹き
ねずみがかじった私のハート
ねずみがかじった私のハートは
時間をかけてゆっくりと戻っていった
あなたのお陰でじんわりと
39℃の湯船の様に
風吹く度に変わる色
今は全く違う色
変化が怖いと行きづらい
そんな時代の成せる技
私は今日も生きていて
きっと明日も生きている
なんにも色褪せないなんて
そんなの無理で忘れてく
裸足になって走った砂浜
そんな風に駆け抜けたい
ねずみがかじった私のハートは
今は丸みを帯びたい微熱のハ