今年やりたいことは散歩会と精神科受診

新年が明けて令和4年になりましたが、相変わらず無職のままです。昨年末は、灯油ボイラーが壊れたり、天井から水漏れするなど怒濤の困難に見舞われました。山の谷間のどん底まで落ちた気分なので、後は登るだけだ。今年は良い年になる気がする。いや良い年にする。

最近は読書と筋トレばかりしていますが、職場を見学する機会をいただき、自分の本当にやりたいことを見つめ直すことができました。正確に書くと、以前からずっとやりたいと思っていた療育が本当にやりたいのかがわからなくなりました(※見学した職場は良いところでした)。

私が今あったらいいなと思うものは、「居場所」です。素の自分を出せる居心地のよい場所。専門的な療育をする前提に必要なことは療育機関が子どもたちにとっての居場所になっているかどうかだと私は思っています。子どもに限らず、その居場所が少なくなっているのが問題な気がします。

働いていた時は周りに遅れないように必死にしがみつき、職場が自分の居場所だとは思えませんでした。私にとっての職場は頑張らないといられないただの場所でした。仲の良かった友達もそれぞれ就職や結婚したり、気がついたら自分の居場所が減っていました。

今の私の居場所は、自分の部屋と近所の体育館のトレーニングルームだけです。コロナで行動が制限されると自分の部屋だけが居場所となります。引きこもりの完成です。

そのため、居場所を増やすことが私や同じ悩みの人にとって必要なことではないかと考えました。

ある日、突然舞い降りてきたのが「散歩会」でした。居場所には物理的な場所だけではなく、人との繋がり(こころの居場所と呼んじゃいます)もあります。なにより散歩は自分がしたいことでした。自然に触れあい、軽い運動もできて心に良いと言われています。農業と似ています。また誰かとすることで歩きながら悩みを相談することもできます。

しかし、散歩会をしたいと思ったすぐに頭をよぎったことは、「もし誰も集まらなかったらどうしよう」「上手くいかなかったらどうしよう」という否定的な考えでした。自信がないときに新しいことをしようとする人のあるあるではないでしょうか。

幸いにもすぐに頭を切り換えることができ、散歩は自分の好きなことなので、誰も来なくても中止にするのではなくて一人でも実行しよう。一人では行こうとは思わない場所で散歩するきっかけになると思うことができました。

まだ何も決まっていないし、コロナ禍で開催できるかも危ういですが、もし札幌近郊に住む方で興味のある方や募集方法などアイデアのある方は教えて欲しいです。気になるだけですごい力になります。コロナが落ち着いていたら、雪が溶けた頃に開催したいです。

もう一つ今年中にしたいことがあります。昔に失敗していてもう諦めていたことです。それは、精神科を受診することです。

20代後半の時、仕事を辞める直前に発達障害の診断を受けたいと思い、大人の発達障害を相談できる病院をネットで調べて行きました。しかし、実際は発達障害の診断の実績がほとんどないところだったらしく、問診では発達障害の疑いが強いと言われましたが、知能検査の結果が凹凸が少なかったため、「発達障害ではない」と説明されました。

それから病院が嫌いになり、二度と精神科には行かないと数年経ちましたが、発達障害のグレーゾーンであることやうつ病っぽい、不安障害っぽい、その他の精神的な疾患っぽいという立ち位置がどこかしんどいこと。仕事を辞めて無職期間が続き、心が安まるはずだと思ったのにある一定の状態からなかなか変わらないことなどから発達障害の専門の医師の客観的な意見が聞いてみたいと思いました。

正直な話、恥ずかしくて「散歩会」や「精神科受診」のことを書くかどうか迷いましたが、電話してきた方やnoteでも宣言し、やらないといけない状況を作ることができました。何も変わらないかもしれませんが、現状を打破したい、それだけです。行き詰まった今を変える一歩になればいいなと思っています。





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