PORTFOLIO#4 低迷期(2013-2014)
2013年春、都内の吹きガラス工房に就職し、毎日暑い工房での仕事でとにかく疲れていました。
自由に制作させてもらえる環境をうまく活かせず、なかなかこれといった作品が作れずもやもや…。
富山の研究所を卒業する前に、水道橋のギャラリーで2人展のお話を頂いていました。大学の頃からの友人である陶芸家 大渕由香利さんとの展示でした。本当は吹きガラスで新しく作品をたくさん作りたかったのですが作ることが出来ず、学生時代の作品を展示しました。
東京に戻ってからは、ムサビの頃にお世話になった井上先生が運営するアトリエ「硝子企画舎」のアトリエシェアメイトとしてゆるく所属させて頂くようになりました。職場である工房・自宅からも近く、こちらで学生の頃と同じようなキルンワークやコールドワークの作品も作っていけたら…という計画。
アトリエは、吹きガラス工房で一緒に働く先輩とシェアさせてもらう形でしたので、その先輩方と3人でグループ展のお話を頂きました。
下町の工場が立ち並ぶ街並みの中、昔はバケツ工場だった建物がアトリエ兼ギャラリーになっています!
2022年現在、移転してもうこの建物はありません。懐かしい…。
最後に、D-creatorsという企画にお声掛け頂き、オーナメントを出品する際の作品写真を綺麗に撮って頂いたものを。
低迷期は1年半くらい続きました。その間に工房の仕事にはだいぶ慣れ、吹きガラスの技術も向上したと思います。
次回は転機となる2015年の仕事です!ご覧くださりありがとうございました。
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