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そういうふうに、できている。
電車が止まってしまって、1時間半。ただただ車内で待機。少しイライラしちゃった、わけで。運行が再開すると、外は夕空の時間だった。そもそも快速だった電車は、それに拍車をかけて、とびっきりのスピードで進む。窓という枠から溢れだした流れる夕光が、なんとも美しかった、わけで。そして、ピンク色の空になった頃には、この光景は、電車が遅れたが故に見ることが出来たのだと、思い返していた。そして、もうイライラはなかった。
世の中が、だなんてそんな大それた前置きをつけるつもりもない。ただ、なんとなくそんなループの中で、わたしは生きているのだと優しい気持ちになったのだ。
そういうふうに出来ている、わけで。
北の国から2015秋
らーらー、らららららーらっ。
wacana*
秋の思い出まとめ
〜 Photo at CHITOSE 〜
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