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大人になってからサーフィンを始める

サーファーって陽キャの集まりじゃないかな…
そんな不安が私にはありました。

こんにちは。

以前、「サーフィンをはじめたきっかけ」について、
記事を書きましたが、今回はその続きです。

高校生まで年に1、2回程度サーフィンに行っていましたが、
その後10年ほどサーフィンだけでなく、
海にもほとんど行かなくなっていました。

そんな私が社会人になってからサーフィンを再開した話を書いていきます。


サーフィンとの再会

社会人になってからサーフィンを思い出したのは、
ほんとに偶然でした。
友達のインスタのストーリーを見ていると、
サーフィン体験の写真があがっていました。
詳しく聞いてみると、
サーフィンスクールみたいなのがあり、
そこで体験参加をしたそうです。

その姿がとても夏らしく、
過去にサーフィンをした時の爽快感が蘇ってきました。

「そういえば昔少しだけサーフィンやってたな…」

その頃の私は会社での業務に追われて、
余裕がなくなっていました。
仕事に疲れてどんどんマイナスに物事を考え込んでしまう。
そんな精神状態の中、何かストレス発散できるようなことを探さないといけないと思っていました。

大学時代から「遊ぶ」ということが苦手で、
勉強したり、コツコツ何かに取り組むことしかしていなかったので、
社会人になってから何も予定のない休日の時間の使い方がわかりませんでした。

友達と飲みに行ったり、カフェでお話ししたり、
映画や買い物、観光地に行ったり。
どれも私にとって刺激が足りなく感じていました。

どこかの記事で読んだのですが、
太陽光を浴びたり、運動をすると、
ナントカカントカという物質が体内で分泌されて、
ストレスが緩和されるとか。

なんとなくその情報が頭に残っていた私は、
太陽光を浴びるために毎朝45分くらい歩いて出社したりしていました。確かに朝日を浴びると気分がいい気がしました。(気のせいかもしれませんが)

日光浴は効果あるかも!

そう思った私は、こう思いました。
「サーフィンすればもっと効果てきなんじゃないかな。
それに休日楽しめる趣味みたいなのも欲しいし。」

サーフィンスクールへの参加

気持ちがサーフィンに向いた私の行動は早かったです。
友達から聞いたように、
調べてみると結構サーフィンスクールが見つかりました。
相場は大体1回10000円前後で、
全てレンタルできて、
持ち物は水着とサンダル、タオルだけというところが多いです。

直感的にここいいな!と思ったスクールにすぐに予約!
そのスクールは私の住んでいるところの近くで集合し、
そこから車で海まで送迎してくれるというものでした。

車を持っていなかった私にとっては、
非常に助かります!

そしてサーフィンスクール当日!
朝8時に集合。

知らない人たちの中に単独参戦はやはり緊張します。

「サーファーって陽キャの集まりじゃないかな…」

そんな不安も抱きながら集合場所へ。

参加者らしき人たちがちらほら、
車を待っているような様子。

参加者の方は20代の男性、女性、
40〜50代の男性、女性。
かなり年齢層を広く、大体の人が単独で参加しているようでした。
全員で5〜6人くらいでした。

そしてスクールのマイクロバスが到着。
中から真っ黒に日焼けしたスクールの先生らしき男性。
歳は40代くらいかな。

満面の笑みで先生から挨拶。
「おはようございます😊今日初参加の方ですよね?😊
今日はめちゃくちゃ天気もいいですし、きっといい波ですよー!」

気さくに声をかけていただき、
全く嫌な感じがない明るくて爽やかな人というイメージでした。
緊張しているのを察してくれたのか、
無理にみんなと仲良くさせたりもせず、
なぜサーフィンをしようと思ったのかなど聞いてくれたりして、
チャラチャラした感じもなく、
滲み出るいい人感!素敵だなと一瞬で思いました。

スクールの参加者の方も、
初参加の私に気さくに挨拶してくれて、
マイクロバスで一緒に海に向かいました。

10年ぶりのサーフィン

車で海まで大体2時間くらいでした。
集合場所の近くには波のある海がないため、
県内の少し離れた海へ向かいました。

朝早かったのもあり、
車の中では居眠りしてしまいました。
気づくと景色が田舎の風景に。

ひらけた道に出るとそこには目の前一面に広がる海!
天気も良く水平線もくっきりと見えました。

なんて綺麗なんだろう。

車内の参加者も波をみると、
言葉は発さなくてもテンションが上がったのを感じました。

早く海に入りたい!

きっとそう思っていたのでしょう。

海岸に着くと、
スポンジボードを渡されてレッスンスタート。

まずは基本的な海のルールと、
パドリングからテイクオフまでの一連の動きの指導をうけ、
いざ海へ!

6月の海はまだ少し冷たいですが、
気温も高かったので心地よく、久々の海の感覚。

何度か先生にボードを押してもらい、
パドリングからのテイクオフ。

なかなか立てずうまくいかないものです笑

何度かチャレンジしていると、
波とボードのスピードが合い、
ボードのバランスもよく安定、
気持ちも落ち着いていて目の前にも誰もいない。

その瞬間。

スッ。

腕立て伏せの体勢から
両足をサーフボードに乗せて、
まっすぐ前を向く。

テイクオフ!

視界が広がり、全身で風を感じ、
なんの力も加えずに前に進む。

あぁ。この感動、忘れてたな。

久々のサーフィンに感動です。
海に落ちて振り返ると先生がこちらを向いて、
グッドラックサイン👍。
私も満面の笑みでサイン👍を返しました。

他の参加者の方も笑顔私を見てくれていました。

みんなと感動を共有できるこの感じ。
最高だ!!!!

これが私の10年ぶりのサーフィンのはなし🏄‍♂️

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