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「カウンセリングルームWabisabi」の名前の由来はイギリス人作家からのメール

ある日の夕方、オーストラリア在住のイギリス人作家の友人からメールが届いた。「本出版のために"Wabi-Sabi"について話を聞かせてほしい•••」それが、カウンセリングルームの名前の由来になるとは、その時には考えてもいなかった。

友人:「本出版のためにWabi-Sabiについて聞きたいことがあるからインタビューさせてね、その記事を本にするから•••」

私:「えっ•••侘び寂び!?について•••何となくしかわからない•••、ちゃんと英語で説明できないかも•••」

友人:「日本の言葉だよ•••笑」

私:「•••😅 調べます。笑」

それから調べ始めて、言葉の意味や奥深さ、歴史に魅了されてしまったのです。(単純で、無知すぎる私 笑)ちなみに、インタビューされた本は出版されて(英語のみ)購入できますのでご興味のある方は読んでみてください。(本の購入リンク:The Zen of Cat)

侘び(わび)寂び(さび)の意味

「侘び寂び」とは日本文化特有の美意識です。「侘び(わび)」とは、質素なものや不十分なあり方に趣があると感じる心のこと。「寂び(さび)」とは、時間の経過によって表れる美しさのこと。この世のものは時の流れと共に、さびれたり、欠けたり、します。しかしその変化を否定的にとらえず、変化が織りなす多様な美しさとして捉える心のこと。つまり、そのものの不完全さが持つ美しさを見出す心のこと(Appreciating the beauty of imperfection)。

「侘び(わび)寂び(さび)」とソーシャルワーク

私は、「侘び寂び」という言葉が人間そのものの美しさを語っているように感じてカウンセリングルーム名にしました。

この世には完璧な人間はいないし、皆それぞれが違うことが素晴らしい、人の不完全さや脆さ/弱さが人の根底にあるのはソーシャルワークで学んだことと同じ。そんなことを考えさせる言葉「侘び寂び」。素敵じゃないですか? 

また、きっかけが海外の友人のメールだったことを忘れないためにも「侘び寂び」をローマ字に変えて「カウンセリングルームWabisabi」としました。

「カウンセリングルームWabisabi」では「侘び寂び」の意味である「不完全さが持つ美しさを見出す心」をモットーにしています。それは、カウンセラーのサポートによりクライエント様が持つ弱さや/脆さを理解し、受け入れること。そして、抱える困難を自分の持つ強みで乗り越えることを支援できるカウンセリングルームでありたいと言う思いが込められています。

悩みの大小に関係なく、どんな悩みでも丁寧に受け止めます。「こんなことで……」と思わずに、辛いなと感じたらお気軽にご相談ください。

カウンセリングルームwabisabi 
【ホームページ /カウンセリングお申し込み】https://chietokuyama.wixsite.com/counselingwabisabi


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