わさび

「ぽったー」の陰の部分。陰と言っても後ろ暗いとかじゃなくて、大っぴらにはしないけど静か…

わさび

「ぽったー」の陰の部分。陰と言っても後ろ暗いとかじゃなくて、大っぴらにはしないけど静かに自分を見つめたり考えたりする内向的な部分のこと。 Xジェンダー、アセクシャル、ENTP

最近の記事

推し文化と信仰

世は大推し活時代。誰もがキャラクターなりアイドルなり有名人を「推す」時代。大きな金が動き、企業や政府までもが乗り出すほどの流れ。人々にとって「推し」とは何か、それらに何を求め、どんな感情を抱えているのか。人によるとは思うけど、一応Z世代の僕が実体験をもとに考えてみた。結論から言うと、今の推し文化は信仰の役割を担っていると推測している。が、残念なことにその根拠となる学術的な知識は一つも持ち合わせておらず、以降経験のみを以て語らせていただくことは最初に断っておく。 1僕にとって

    • 性別の正体と性差別について考える

      ー本稿は別のアカウントで2021年11月頃に書いたものを本人がここに移転したものですー もう長いこと考えている疑問がある。人は何を以て自分の性別を確信するのだろうか。性には大きく四種類ある。生物学的な性、性自認、性的指向、そして表現する性。生物学的な性は男・女・両性具有にしろ自動的に決まるとして、後の三つは人の数だけ答えがあるうえに、その人のアイデンティティに関わるので、適当に見過ごすわけにもいかない(マジョリティの人はそう思わないかもしれないけれど、一度自身もマジョリティ

      • 岡田斗司夫「僕たちの洗脳社会」感想文

        ついさっき、ツイッターで「コロナに罹患すると軽度であっても脳の嗅覚と記憶に関する灰白質が減少する」という説が流れてきた。僕は2022年1月頃に感染し、一瞬だが嗅覚をがっつり喪失している。ワクチンのお陰か一か月ほどで嗅覚は回復した一方、ブレインフォグは未だ残っている気がしてならない。ただ、僕は現在留学中で英語による思考を優先させているため、思考力の低下は言語の回路の混線によるものな気もしている。どちらにせよメインウェポンである日本語の思考力低下は嘆かわしいことなので、「オタキン

        • 「その人」と私と僕

          ー本記事は2022年10月に執筆したものを元のアカウントから本人が移転したものです。ー 私は親に「あんたは先生運が良い」とよく言われる子だった。実際、小中高と尊敬できる先生に薫陶を受けた。大学こそ教員と密な関係になることはなかったが、「その人」と出会い大きな影響を受けることになる。 コロナ期。人と会うことを制限された多くの人が交流を求めてネット社会へ繰り出した。私もその一人で、好きなジャンルの絵師をフォローしては、描き始めたばかりの稚拙な絵を投稿した。私にはお気に入りの絵

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