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過去から考える「学び」のちから

大人が学ぶとは、どういうことか?

ここのところ、ずっと考えています(まだ言っていると思う人も多いだろう)。最近気づいたのは、大人の学びには「積み上げてきた階段」があるよね、ということでした。

今日は、この「積み上げてきた階段」について深掘りしてみます。

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「学び」はリソースによって左右される

「学び」と一口に言っても、抽象度が高すぎて、人によってイメージする内容がバラバラですよね。

〇〇という資格を取るために学んでいます。
子育てから、いろいろと学んでいます。
今振り返ると新入社員時代は学びでした。
僕の学び場は公園だった。

お勉強をイメージする人もいれば、生きていること自体を「学び」とする人もいます。取りに行く学び、日々の生活から受け取る学び、どれがいいとか悪いとかではなく、学びには種類があるとわかります。

すべての学びにおいて重要なのは、それを「学びだと思えるか」という受け取る側の土台(コンディション)です。

たとえば、熱があるときに勉強しても、頭にまったく入ってきません。睡眠を3時間しか取っていない状態で、上司から仕事のヒントを聞かされても、「早く終わってくれないかな」と思うだけでしょう。

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