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【秋新歓企画】部員の声⑥

皆様、ご覧くださりありがとうございます!

前回の投稿から、少し時間があいてしまいました。お待たせしてしまい申し訳ございません。今回も、リーダー下級生へ話を聞いていきます!

本日は私の同期、リーダー3年生の宮下陽三(社・3)の話をお届けします!

写真中央

入部したきっかけ

同期ですが、面と向かって入部動機を話す事は、実はあまりありませんでした。彼はどうして応援部に入ったのでしょうか。

兄が大学で応援部(東京六大学)に入っていて、応援部というものは知ってて、興味もありました。入った理由としては、一番は何か人と違う事をしたいっていう気持ちがあった事です。普通の大学生のまま終わりたくなかった。サークルで楽しむのもいいけど、埋もれたくなかったってのが大きいな。」

4年間、何となくは過ごしたくなかったという彼。また、実は、同期の中では彼がもっとも後から入部をしてきました。何かあったのか聞いてみると。

「兄の応援を見て、すごい盛り上がって楽しいし好きだったんだけど、コロナでそれが出来ないんじゃないかって思ってた。あとは、良くも悪くも実情をなんとなく知ってたから、練習とかきつい事はあるだろうなって思って。なのにコロナで、応援とかステージっていう活躍の場、楽しい事がなくなって、入るのを躊躇してた。」

「そのことを新歓担当の先輩に相談して説得されて、入ったっていう感じですね。今はバリバリ活動してます。」

入部前の不安

東京六大学合同のステージで、司会を務める様子

応援部をしっているからこその葛藤があって入部したとのことで、そのあとはどのような気持ちだったのでしょうか。

大学生活とかへの不安はありませんでした。一番は練習についていけるかな、やばいだろうなっていう(笑)。最初は怖かったので、練習が始まるまでの期間でひたすら走りこんだ。山奥の坂とか、ひたすら距離走ったり。」

入部前に悩んだ分(きっかけ参照)、入部した後はふっきれてました。やるだけだ、っていう感じで、走ってた。」

やはり、入部を迷ったりする気持ちは1年生にもあると思います。けれど彼の通り、決めてしまえば意外と後悔は無く、むしろ気持ちは高まります!

入部後の経験

乗り越える

「ここからは2時間コース(笑)。俺の話はここから本番(笑)。」

同期として僕も知っていますが、彼も一度、部活についてかなり悩んでいましたが、今回はその話を聞かせてもらいました。

練習が始まってからは、拍手の練習が苦手でした。左肩に神経系の障害があって、肩が上がりにくかったので。それについては、もちろん体力的なきつさもあったけど、それ以上に精神的にきつかった挫折みたいな。」

もともと彼は大学に入るまで、複数のスポーツで、県指定強化選手や、国体選抜などにも選ばれた経験があります。しかしながら病気や障害などでの挫折はなかったそう。

「生まれつきの部分だったから、すごい悔しかった。今まではこんな事なかったのに、自分にはどうしようもない部分で同期に劣ってしまうこれが無ければ、ってめっちゃ思って。右肩は普通に上がるのに、どうして、って感じてました。」

「色んな病院で診てもらって、薬や、手術も考えたけど、結局直す方法が見つからなかった。治せない中で、挫折感と一緒に感じていたのが、周りに迷惑をかけてる申し訳なさ。自分はどちらかというと今まで、周りを引っ張っていく側だったから、特に同期に対して、精神的に苦しさがあった。」

そういう2つの部分(挫折感、迷惑を掛けているという気持ち)で退部しようとしました。」

応援部にいて見えてくるもの

3年時代の写真。同期8人、最後まで。(写真左前)

前章までは、彼の入部後の困難について書かせていただきました。それでも今、同期として隣にいる彼ここからは、戻ってくるまでの話です!

戻ろうと思った理由は2つあります1つ目は同期の存在で、退部しようと思ってそれを同期に打ち明けて、じゃあとりあえずご飯に行こうってなって。そこで、やっぱり自分がいないと寂しいであったり、自分が迷惑をかけているとかは、全く気にしていないと言ってくれました。」

「2つ目は、先輩と話す中で、拍手が難しくても、その他の面で頑張れば良いと言ってくれた事です。全力で頑張る先輩の姿を見れば必ずみんな付いてくると言ってもらいました。この2つがあって、続けてます。」

「この一連の話を通して、応援部は本当に人を大切にする部活だと思ってます。他の団体は、辞めると言ってもここまで相談にのってくれるのか、同期や先輩が1人のためにここまでしてくれる部活はない、これだけ人を大切にする部活にずっといたい、という。」

同期としても、実は初めて聞く話だったり(笑)。僕自身も、彼が続けるといってくれたときは本当に嬉しかったのを覚えています。

今の1年生へのメッセージ

左は宮下、右は私です

「だいたい言いたいことはさっき言った(笑)。応援部は温かいというか、人を大切にする部活っていうとこです。」

僕とは少し違って、大学生活に対してというよりは、応援部そのものに対しての気持ちがよく見えたのではないでしょうか。

大学の4年間で、かけがえのない同期や仲間と出会えるのは間違いありませんこのまま普通の大学生では終わりたくないという1年生、お待ちしています。秋入部、大歓迎!

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