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元妻に浮気されて自殺を決意した話

こんにちは! 猿田信司です。

元妻の浮気が発覚した直後の話です。


当時の私は、バリバリのうつ病でした。

とんでもなく、落ち込んでいました。

まさか、自分が裏切られるとは、
思いもよらない出来事でした。

うつ病で会社に行っていない、
一日中ヒマな状態なので、
ずっと考えて落ち込んでばかりでした。

今思うと、あれが絶望だったのでしょうね。

自分を責めてしまいました

浮気された元妻への怒りもありましたが、
同時に「自分が悪かったんじゃないか?」
という自分を責めるような考え方をしていました。

「自分が元妻のブックマークを見なければよかったんじゃないか?」

「何年も前の出来事で怒る自分は心が狭いんじゃないか?」

「自分の見る目がなかっただけなんじゃないか?」


うつ病で、まともに考えられなくなっていた
のだと、今は思います。

ですが、その時は怒りと絶望感で、
どんどん悪い方向へ考えてしまっていました。

私の決意

浮気の発覚から、二日後、私は決意しました。

「死のう」と。

愛していた元妻に裏切られ、
うつ病で仕事復帰も見えない。

こんな自分は、生きている意味が
ないんじゃないか。

死んだら楽になれるんじゃないか。

今思うと、完全にイカレてます。

ですが、その時は、こう考えてしまうくらい、
私は追い込まれていました。


当時のことを、思い出していて、
今、気づいたことがあります。

多分、この自殺には、元妻に反撃する
という意識があったと思います。

「お前の浮気で自分が死ぬ」

なんて情けない反撃方法でしょう。

当時は気づきませんでしたが、
冷静な今ならよくわかります。

どうやって死のう?

ですが、手首も切れなかった私が、
どうやって死ぬというのか?

さすがに、両親がいる実家で
死ぬわけにはいかないと
思いました。

うつ病でおかしくなった頭のわりに、
自分なりに真剣に考えました。


そして思いついたのが、
「車で高速道路の壁にぶつかる」でした。

今考えると、めちゃめちゃまわりに
迷惑がかかる死に方ですし、
失敗のリスクが大きい。

ですが、手首を切る勇気すら無い私には、
「これしかない!」と思い込んでしまいました。

アクセル全開で、壁にぶつかれば、
痛みも感じないだろうという、
ものすごく浅はかな考えです。

決行


ですが、当時の自分なりに、かなり本気で、
両親には黙って、車で出かけました。

なんとなく、自分のことを
誰も知らない場所で死にたいと思い、
できるだけ南に行って死のう、
と思いました。


高速道路に乗る前に、
元妻に電話しました。

「これから死ぬ。さようなら。」

これだけ言って、電話を切り、
元妻の番号を着信拒否しました。

これで、元妻から電話が
かかってくることもありません。


高速道路に乗り、南を目指しました。

死ぬ気なので、ガンガン飛ばしました。

いつ事故ってもおかしくないくらいでしたが、
なんならいつ死んでもいいくらいに思っていたので、
気にしていませんでした。

高速道路に乗って、二時間ほど経ち、
周りの風景が山になり、
車も少なくなってきました。

「そろそろどこかで壁にぶつかろうかな」と
思いつつ、車を走らせていると、
私の携帯に電話がかかってきました。

普段、だれからも電話なんでかかってこないので
「元妻が公衆電話からかけてきたのかな?」
と思いましたが、そうではありませんでした。


長くなってしまったので、
今日はこれくらいにしておきます。

今、生きているので、この自殺は
未遂に終わるのですが、
その詳しい話は別の機会にお話しします。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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