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飲食店の競争過多から抜け出す方法!〜オンラインを制するものは、飲食店を制す〜

前回の”withコロナ飲食店 やらなければ危機的状況になること!〜地方創生コミュニティ化論〜”では、これからやるべきことは、以下の3つと提唱しました。

1,コミュニティ化

2,オンラインとオ フラインのポーラライズ(二極化) 

3,ジョブディスクリプション

そして、コミュニティ化についての背景と重要性をお伝えしましたね。コミュニティ化の背景は、コロナ以前から自治体の動きとして地方創生が進んでおり、このコロナの一件で浮き彫りに出てきました。 地方創生とは、簡単に言うと、インバウンド中心の経済から自分たちの地方で経済を賄う戦略に移行するということです。 そして、コロナの影響で3つの密がキーワードとなり変革しなければいけません。 人の集まるところを避け、狭い空間を避け、人と密接した場所を避ける戦略が求められます。 そうなると、外食産業の戦略は、常識が非常識になり、今までと180度一遍し、改革をしなければ、生き残っていけない危機的状況です。

そこに浮上してくるのが、オンライン化です。
そこで、今回お伝えするのは、2つ目の“オンラインとオフラインのポーラライズ(二極化) についてです。今回は、最も重要なことです。絶対見逃さないでください。

競争過多に巻き込まれず集客できる

まず、今から話すことは店舗への集客やリピート率を上げることもできます。そして、今コロナの状況の中、営業しても売上が作れず、デリバリーやテイクアウトをせざるを得ない飲食店もあるかと思いますが、そこには問題が出tきています。ウーバーイーツなどのデリバリーツールを使っても薄利になる、もしくは赤字になるケースもでてきます。さらに言うと、ウーバーイーツだと他の店舗と見比べられ、価格競争に巻き込まれたり、常にオリジナリティーの商品開発をしていかないといけない困難な状況になります。そんな課題を、全部取り除く方法です。それって他者と比較されない独自の集客方法を考えないといけないってことですよね。と、そんなことできるのか疑問に思う方もいるかと思います。

結論、できます!

実績もあります!

まず知ってほしいことは、今の集客はブランディング用途ではできなくなっています。集客は個人が発せられる私用用途でしか集客ができなくなっていることを理解してほしいです。ブランディングではなくマーケティングです。まずお店に行く動機を考えてみてほしいです。

簡単に思い浮かべられるのは、安いから、家や職場から近いからなどですね。ただ、これってもし同じような業態や競合店が自分のお店の近くにできたら、どうですか?よりいいお店に行きますよね?あえて、自分のお店に来てもらう理由がないといけないです。もしくは、いくらオリジナリティーなお店を作ったとしても、何年もリピートしてくれてますか?最近は、非常におしゃれなお店が増えてます。内装にこだわったり、メニューにこだわったりしても、結局リサーチしてまた新たなお店がどんどん出来てきます。それに勝つものが一つあります!!それってなんだと思いますか?飲食店に限らずビジネスやっている方なら、もうお解りだと思います。

それは、“人”です。 

会いたいスタッフがいるから会いに行きリピートします。例えば、最近ホリエモンがWGYUMAFIAというお店をやっていますが、ホリエモンだからそこのお店に行きます。そこのお店が有名だから、ホリエモンを知ったわけではないですね。あと、ローランドがホストクラブをやっていますが、ローランドがいるからお店に行きます。お店が有名だからローランドを知ったわけじゃないですね。もう一点、キャバクラのエンリケさんに会いたいから店が儲かりますね?

これって、もともと経営者とか事業主であれば、集客の構造を理解しなければいけないです。例えば、キャバクラもそうです。キャストがお客さんを集客し、リピートさせます。お店がどんなに良い造りや、居心地の良いお店を演出してもキャストがいなければ、お客さんは来ないです。お店は、人と人とをつなげる場所です。お客さんをリピートさせるのは、キャストです。集客は、個人が発信しなければ来店動機には繋がらないです。それは、居酒屋だろうがバーだろうが一緒です。人が人を連れてきます。たくさんのお店ができて、いろんな情報がネットで見れる時代です。あえて、自分のお店に来てもらいたいなら、人間味を出し、スタッフを売り込むことが一番の集客方法です。僕も、飲食店に立っていた時に徹底的にやっていたことは、自分を売り込むことでした。だから、料理がうまい先輩店⻑よりも売上を作ることができたました。戦略よりも一番重要視しなければいけないことです。

ここからが最も重要なことをお伝えします。

まさに、今お伝えしたことがオンラインで行われているということです。

SNSは、個人を発信するものとして作り上げられたものです。 SNSのアルゴリズムも企業を発信するツールとして作られたわけじゃないです。 そこを勘違いしているからオンラインで集客ができないのです。 料理ばっかり投稿していても集客ができていない理由は、ここにあります。もしこれからの時代を、コロナの影響の中、集客していきたいなら、そこにいるスタッフにSNSを教育すべきです。 せっかくいいスタッフがいるのならば、SNSで発信すべきです!

成功事例の美容院ALBAM

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参照:ALBUM Instagramアカウント

美容院ALBUMは、価格.comが運営しています。今、SNSでかなり荒らしている美容院です。ALBAMアカウントのフォロワーが48.8万人(2020年6月9日現)います。 ここの美容院は、全スタッフにインスタグラムの教育をして、スタッフ一人一人が何千・何万人のフォロワーを持ちタグつけしているから、このALBAMのアカウントにフォロワーが流れ込み、インスタからの集客ができています。 SNSマーケティング会社のコンサルが入ってから前年比2倍以上になって一時期話題になりました。もっと言うなれば、働きたい美容院ランキング全国1位になりました。

スタッフ一人ひとりに集客する教育をすれば、自ずとお店は儲かり、お店のブランディングとなり、求職者増加や離職率低下にもつながります。これを、より多くの人に共有できるものオンラインです。

SNSを使うメリットをお伝えします。

①ターゲティング、セグメントすることが可能

質の良いフォロワーを持つことができれば、集客は簡単なものになります。ただそこには、意図的にマネタイズまでの設計と綿密な分析が必要です。そのことに関しては、改めて投稿したいと思います。

②SNSの機能が集客に特化している 

SNSの機能について例えば、Instagramにはショッピング機能が付いています。 ショピング機能とは、投稿の写真をタップすると商品ページに飛ぶ機能です。 もうすでにこの機能を使いこなしデリバリーへつなげている店舗はたくさんいます。 Instagramが発表しているデータだと、ショッピング機能をタップし、商品ページ を見た方は19%で、そこから購入された方は4%と発表しています。もう一つ、Instagramには予約機能があります。 最近追加された機能ですが、Book(予約)というボタンができています。 この機能は、今までお店の検索までしかできなかったものが、予約ページで管理できるようになっています。これは、飲食店に限らず、他のサービス業などにも活用できます。ここで言いたいのは、InstagramはただのSNSではないです。

 ライフスタイルアップリです。

インスタグラムは、商品を購入することもできるし、お店の予約もできる。 そして、DMが送れたりコメントすることができます。発信者とコミュニケーションが取れます。流行や物、お店の情報収集もできます。 しかも口コミなどのユーザーの声が観れるので、信用性が高いです。

お店の予約ができる機能のは、食べログなどと同等
商品の購入ができる機能のは、Amazonなどと同等
情報の収集ができる機能のは、Googleなどと同等

完全に集約されたライフスタイルアプリです。
経営者や事業主なら絶対にSNSを使いこなさないと、今後さらに厳しくなります。私がお勧めする飲食店ならやるべきSNSは、Instagram・YouTube・LINE公式アカウントです。絶対に避けては通れぬ集客方法がSNS活用です。今すぐにでもスッタフへSNSを教育すべきです。このコロナの中、今こそ始めるべきです。

VRソーシャルネットワークの到来

良い情報としてお伝えします。 GAFAMの1つ、インスタグラムの会社であるFaceBook社の代表マーク・ザッカーバーグは 先日こんな発表しました。 

「FaceBookが、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の世界を当たり前にする野望に向け て着実に歩を進めている。その形は、明確に示されている。そして、あとはそれを実現 させるだけだ。」とオキュラスの年次開発者会議で述べられました。

簡単にすると、超リアリティーなVRのソーシャルネットワークアプリができると意味してます。そうなると、オンライン化は必然的になります。お店に行かなくとも、人に会うことができるようになります。

参照動画:facebook horizon

飲食店の一番の強みである、幸福な場所・時間を提供するという価値が、オンライン化とともに、オンラインに流れる込むことを意味しています。これって、もはや本質的な価値を伝える手段はお店だけではないです。手段をより幅広く持ち、オンリーワンのお店を作りあげないと、競争過多から抜け出すことができなくなります。少子高齢化問題、日本の人口減少、地方創生に付け加えオンライン化の波が今起きています!今、売上が下がった時こそ、やるべきこと、やれることは、オンライン化です。今までやってきた、オフラインと、今回話したオンライン化をポーラライズさせないといけない時がきました。

まとめ

競争過多から抜け出すためには、オンライン集客が必然的です。オンラインを制するものは、飲食店を制す。

ただ、簡単にはいきませんね。なぜなら、従業員を動かさないといけないからです。そこが、次に繋がる「ジョブディスクリプション」です。今回は、ここまでにしますが、少しだけお伝えします。

オンライン化に向け、内部構想を変えなければいけないです。従業員の持っているポテンシャルを見極めないといけないです。そして、的確な判断をしないと従業員の不満に繋がる恐れがあります。それが、次に提唱するジョブディスクリプションです。

飲食店の変革が見れる内容となります。


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