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ボドゲとゲムマの参考になるnote

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ボドゲとゲムマの参考になる記事。
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#デザイン

ボードゲームを作るゲーム

★はじめに6人のゲーム好きが集まって"ボードゲームを作るゲーム"をしたお話です。 大体のことはチームメイトが記事で書いてくれたので是非見てください。 ゲーム名「クロネリア」:"時間"でカード強さが入り乱れる大富豪 この記事では僕視点での①履歴と②ゲーム作成する上での気付きと③思った事を自分の備忘録として、今後の誰かの制作物の一助として書いていこうと思います。 「今だったらどうやって作るか」みたいなまとめはまた違う機会に。 先に製作を終えての感想を書きますが、全クリエイタ

1年半かかった『ボドゲ作れるかやってみよう』

■この記事、なに?供養です。(記事のね) とにかく、初めてボドゲ作った大変さとやり遂げた証跡を残すために、記事アップまで書ききりました。オチはありません(先に宣言)。 作る工程を見るのが好きなそこのあなただったり、「実はこれからボドゲ作りたいんだよね」と思ってるそこのあなたには、何かしらの収穫があるかもしれません。 ■きっかけわたし達は、もともとゲーム音楽が好きで、コンサート公演で知り合った趣味仲間であり、大人になってから出来た友達というものである。 仲良くなるにつれて、

社会はゲームで覚える:学習のデザイン05

3科目目は社会です。(算数と理科はこちら) 社会では暗記が避けられません。地名・歴史上の人物・憲法のしくみなど。こう書いてみると、社会の得意・不得意ってなんでしょう? 僕は「いかにその世界にハマれるか」だと考えます。好きなことなら、誰かに言われなくても勝手に覚えるものです。アニメやゲームでは、大人顔負けに詳しい小学生はたくさんいます。逆につまらないものは、どんなに叩き込んでもすぐに忘れてしまいます。大人でも同じです。 そこで、どう自分を洗脳して「社会っておもしろい」と思

ボードゲーム制作のすすめ!初めて個人でボードゲーム「シネマトペ」を作ってみた記録

こんにちは。依酉みどりです。 ゲームマーケット2020秋にて、「GrunGames」という個人サークルで初めてボードゲームを制作し販売しました。 2020年の終わりに簡単に記録を残しておきたいと思います。 こんな人におすすめ ・個人でボードゲームを作りたいけど、みんなどうしてるのか知りたい ・作る予定はないけど、ボードゲーム制作の裏側が知りたい ・シネマトペの制作過程が知りたい 3番目についてはそうそうおられないと思いますが、一応ね、、笑 わたし自身、初めてボー

伝えるボードゲームの作り方。プロジェクト企画からルール設計まで、全部解説します。

こんにちは、ボードゲームクリエイターの山本龍之介です。普段は、企業研修用のボードゲームを開発したり、企業オリジナルのボードゲームを作ったりしています。 そのような活動をしていると、「ボードゲームって自分で作れるの?」ってよく聞かれます。たしかに、ボードゲームって複雑そうだし、めっちゃ数学的そうです。でも、実はボードゲームって自分で作れます! ぼくが普段作っているのは”ただの遊び道具”としてのボードゲームではなく、何を伝えるためのボードゲーム「メディアボードゲーム」です。(

量産を意識してボードゲームを作るときに大切にしてること

今回は「新しくはじめる × ものづくり」についての話。 会社は昨日が仕事始めでした。 新しい年を迎えるってやっぱりいいですよね。 12/31と1/1は同じ「1日」なのに、1/1の特別感たるや半端ない。 清々しい気持ちで、新しいスタートの意識になれるのはすごいことです。1年という時の流れは素晴らしい宇宙の発明。 新年になるとなんだか新しいことを始めたくなります。 僕もnoteを始めました。続くかな? 続くといいな。笑 ボドゲの世界に飛び込んだ昨年からですが、友人に誘われて

初作品で即完売→全国のドンキで販売中!『フリマアプリのボードゲーム』の作り方を公開! -着想から販売までの全て-

ボードゲームって素人でも作れちゃうんですね…! 「自分たちでも作れた」ということに今でも驚いています! はじめまして! @daicche といいます。 今年(2019年)、友人と一緒にボードゲームを作り、量産・完売しました。今では全国のドン・キホーテやAmazonなどで販売しています。これらは全て初めての経験なのですが、この経験が「老後になってもずっと覚えているだろうな」と思えるほど楽しかったのです。この楽しさを多くの人に知ってもらいたい!ということで、制作過程を公開するこ

ボードゲームをブラッシュアップするための10の視点

ボードゲームに限りませんが、何か新しいものを作ろうとするとき、一発で完成品が出来上がることはまずありません。 かならず、完成(仮)→ブラッシュアップ→完成という流れになります。そんなブラッシュアップの時につかえる、10の視点をまとめました。 1.自分のセンスを疑えゲームらしきものができあがったら、まず自分のセンスを疑うことから始めましょう。ゲームのブラッシュアップに際して、自分のゲームを「面白い」と思っているのは非常に危険です。 ゲームを作ってると「面白いものができた!

ボードゲームに興味を持ってもらえるチラシを考えた話

こんにちは、宮本です。 2019年5月25日(土)、バンソウはゲームマーケット2019春に出展し、トポロメモリーを販売させていただきました。 当日はブースの前で多くの方に足を止めていただきまして、無事に我々が目標としていた数を皆様にお届けするに至りました。本当にありがとうございます。 で、目標達成に結構貢献できたのではないかな〜と自他共に評価している(されている)のが、会場で配ったトポロメモリー の「チラシ」でございます。 まず、トポロメモリーのゲームデザイナーである

ボードゲームってどうやって作るの? アイデア・製造・PRまで、企画方法を全部解説

ボードゲーム作りはクリエイティブで、ゲリラ的な楽しさのある営みです。ルールを思いついたら少ない人数、あるいはほぼ1人でも形にできます。 大抵の仕事やプロジェクトは、複数人の分業で行います。各人の専門性を組み合わせると、少人数でやるより大きなことができるし、効率的だからです。 でもたまには自分だけ、仲間うちだけで思うままに何かを作るのもいいものです。ボードゲーム作りは、普段の分業体制で抑圧されているモノヅクリ欲を開放するいい機会になります。 本noteでは、そんなボードゲ