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荒廃した心を整えるための一手『福井の教育』に学ぶ礼の教育観(前編)~学力・体力ともに日本トップクラスの教育大国とは?~ー『日本人のこころ』10ー

こんばんは。高杉です。

日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。


最近は、卒業式に向けて激動の日々を過ごしております。
プロジェクトの活動になかなか取り掛かることのできない日々が
続いていますが、我が国の教育をさらに力強く前に進めるために
本日も取り組んでいきたいと思います。


最近、未成年者による犯罪報道が増えてきているように思います。

そこで私が常々考えることが
「実名報道」についてです。

実名報道をするなら全員する。
しないのなら、全員しない。

そろそろ変わるべきだと思います。
未成年だからと言って人として許されないことはあります。
責任の重さは変わりません。

未成年だから…と言って
平気で犯罪を犯す輩が次から次へと湧いてくる。

このように荒廃した我が国を立て直すには、
やはり教育しかありません。

私が学ぶ先人たちは、
若くして志を抱き、国のために尽くしてきた立派なお考えの方ばかりです。

先人から学び、
皆さんも一緒に我が国の教育の在り方について考えませんか?


最後までお付き合いいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。









・古くは「北の庄」と呼ばれ、
 のちに福の神が居住するという意味で県名が名付けられる。

・日本で発掘された恐竜の化石のうち約7割が発見されていることから
 恐竜王国と呼ばれ、世界三大恐竜博物館がある。

・世界三大メガネ生産地の一つで、
 日本製のメガネフレームの約95%を生産している。

・道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山道場がある。




そして…。

・全国学力・学習状況調査、
 全国体力・運動能力・運動習慣調査ともに高い結果を出し続ける。



さて、どこの都道府県かわかりますか?








答えは…、


「福井県」


です。



2007年から文部科学省によって実施されている
『全国学力・学習状況調査』では、
小学6年生は、2位。
中学3年生は、1位というトップクラスの成績を出し、

令和5年度に行われた調査においても、
小学6年生は、国・算ともに3位。
中学3年生では、国語が3位、算数が3位という
いまだにトップクラスの順位を維持しています。

さらに、
2008年から実施された
『全国体力・運動能力・運動習慣調査』においては、
小学5年生は、1位。
中学3年生は、2位という結果を出し、
令和5年度に行われた調査においても、
体力テストにおけるA評価児童生徒数の割合が他県と比べても高く、
こちらもトップクラスを維持しています。

日本海に面した小さな県、
福井県の子供たちは、
成績もよく、運動もできるというとても理想的な子供たちの姿を
実現しているのです。





なぜ、
福井県は小学生・中学生ともに全国トップレベルの学力・体力を
培うことができているのでしょうか?

教育は、人や環境が大きく影響を及ぼしています。

福井県の子供たちを育んでいるのは、

『教育によって与えることで幸せになってほしい。』
『教育によって自分らしい人生を送ってほしい。』


親はもちろん、
子供を取り巻く大人たちの「想い」だと思います。




福井県の大人たちは、日本一の子供たちを育てるために、
特別何か対策を講じてきたわけではないと言います。

普段からやっていることが
このような結果を生んだだけというのです。

そのため、
突然、他県の人から「すごい」と言われても何がすごいのか、
何が特別なのかがピンとこない。

しかし、

この「当たり前のことを当たり前にやる」ということにこそ、
福井県の子供たちの学力・体力を日本トップレベルに引き上げた
秘密が隠されているのです。

それは、

福井県民の気質であり、

育んできた風土であり、

紡ぎあげてきた歴史かもしれません。




今回は、

「荒廃した心を整えるための一手 『福井の教育』に学ぶ礼の教育観」


という主題でお話をしていきます。



次回以降、詳しくお話をしていきます。



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国民一人一人が良心を持ち、
それを道標に自らが正直に、勤勉に、
かつお互いに思いやりをもって励めば、文化も経済も大いに発展し、
豊かで幸福な生活を実現できる。

極東の一小国が、明治・大正を通じて、
わずか半世紀で世界五大国の一角を担うという奇跡が実現したのは
この底力の結果です。

昭和の大東亜戦争では、
数十倍の経済力をもつ列強に対して何年も戦い抜きました。

その底力を恐れた列強は、
占領下において、教育勅語修身教育を廃止させたのです。

戦前の修身教育で育った世代は、
その底力をもって戦後の経済復興を実現してくれました。

しかし、
その世代が引退し、戦後教育で育った世代が社会の中核になると、
経済もバブルから「失われた30年」という迷走を続けました。

道徳力が落ちれば、底力を失い、国力が衰え、政治も混迷します。


「国家百年の計は教育にあり」
という言葉があります。

教育とは、
家庭や学校、地域、職場など
あらゆる場であらゆる立場の国民が何らかのかたちで貢献することができる分野です。

教育を学校や文科省に丸投げするのではなく、
国民一人一人の取り組むべき責任があると考えるべきだと思います。

教育とは国家戦略。

『国民の修身』に代表されるように、
今の時代だからこそ、道徳教育の再興が日本復活の一手になる。

「戦前の教育は軍国主義だった」
などという批判がありますが、
実情を知っている人はどれほどいるのでしょうか。

江戸時代以前からの家庭や寺子屋、地域などによる教育伝統に根ざし、
明治以降の近代化努力を注いで形成してきた
我が国固有の教育伝統を見つめなおすことにより、
令和時代の我が国に
『日本人のこころ(和の精神)』を取り戻すための教育の在り方について
皆様と一緒に考えていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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