すべてが繋がる時代

生体認証は私たちの体の一部が鍵となり、
解錠、施錠を目的として使うことです。

現在の技術では、

顔、虹彩、指紋、静脈、声などがあり、

それがスマートフォンや
会社などの打刻管理に応用されています。

将来的には、空港やホテルなどで
キーレスやキャッシュレスなどが
できたりするとも言われています。

新しい技術も導入されたりして、
より私たちが生活しやすい環境が
作られて来ていると思います。

先の未来では、私たち自身が鍵の役目を果たしているので、
自宅にいながら銀行決済ができたり、より商品を簡単に購入することができたりと無駄な外出をする必要がなくなるのです。

逆を言えば、この設備が整うことにより、
都市圏の中心地にいかなくても地方の自宅にいながらすべてのことができるので、人材削減や移動コストの削減にも繋がります。

・・・

現実から見えたこと

現在の私たちの生活は、
コロナの影響で出来る範囲が限定されています。

今まで当たり前だった生活も当たり前ではなくなり、これからの社会様式、生活様式が変化しつつあると思います。

現在はその最初の段階なのかも知れません。
これからの状況を真剣に受け入れながら
生活することが必要になってきます。

その中でも、特に目立ってしまっているのが、
日本政府の対応の遅さであると感じています。

提案するのも遅ければ、決断するのも遅い。

このことにも問題があると思いますが
今回はこの議論は置いておきます。


一番問題なのは
「明らかに対応が遅いこと」が問題なのです。

決まってから、その対象者へモノが行き届く速度が明らかに遅いです。その原因はデジタル技術の導入を怠った部分のツケです。

マスクのことは置いといて、
論点にしたいのが現金給付や持続化給付金のことです。

なぜ、このご時世になってまで書類手続きで書類管理、今だに役所ではファックスを使って管理しているところもあると聞きます。

これでは、誰に対してどう処理したかを判断するのにも時間がかかります。パソコンにデータは移行してあるにしてもそれが簡略的で自動化されていなければスピード感ある対応は不可能だと思います。

そのような部分が見えていなかったのが原因でアナログ的な対応になってしまうのです。そのため、あれだけ不要不急の外出は避けろといっていたのに、外出する手段を増やしているだけだと感じ、何を考えているのかわからないと思いました。

この現実から見えた真実は、
デジタル技術の応用が全くできていなかったことが致命的であるのです。

インターネット環境を生かすことができず、
マイナンバーカードでの現金給付も郵送の方が早くできるなど、構造化ができていなかったことが露呈してしまった結果であると思います。

スマートフォンやパソコン、タブレットという便利なモノがあるのにそれを有効的に使えるようなシステム作りをできなかったことに関して一番の責任を感じなければいけないことである。

それと同時に、日本は明らかにデジタル技術の構造化の面で乗り遅れていることを間接的に示してしまった結果にもなっていると思います。

・・・

これから先の未来にむけて

これから先の未来では
やるべきことがはっきり見えてきたのが2つあります。

一つ目は「構造化」を徹底的にやることである。
緊急時の対策を含めて、私たちが動くことができない現状を想像することが少なかったと思う。

そのため、動きを制限された時の対処法があまりにも欠けていて、結果がこのような状況を生み出してしまったのではないかと感じている。誰が見てもわかりやすく行動が取りやすい構造化を作り上げることがこれから求められることではないかと感じている。

その構造化ができれば、そのときに収入不足に陥った企業や働く人への経済保証もできるし、経済対策として設けている旅行券や商品券のやりとりもできることだろう。旅行とかの話はコロナが終息してからにして欲しいのが本音ではあります。

二つ目は、理想論であるが「パーソナルファイルの導入」である。

これは私が昔見ていた「リッチマン、プアウーマン」と言うドラマがある。

この作品で出てくるパーソナルファイルという個人情報ファイルが存在すれば、いつ、どこで、どんな時でも、自分の個人情報を必要な場所に提供できたり、受け入れたりすることができる。

住民票や印鑑証明も毎回役所に取りに行くこともなくなるし、メインの銀行口座と紐付けをしておけば、今回のように政府が現金給付をするときにすぐに支給ができたり、困っている人に支援するようなクラウドファンディングの応用なんかもできる可能性もあるだろう。

もちろん、セキュリティーや詐欺被害の懸念点もあると思うが、そうした構造作りをしていかなければ、今後世界からもっと遅れを取るだろう。

日本には生体認証の技術はあるのにまだまだ生かしきれていない部分が多くあると思う。私の理想論が現実の世界で存在するかはわかりませんが、困ったときにその不安をすぐ解消できるような構造を作ってほしい。


(2020-11-04 編集)

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