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「いい人をやめる」

いい人ってなに?

私たちが生活をする中で、
周囲の人、自分に関連のある人に対して、

”いい人”であると見られたいという
気持ちがあります。

「いい人」であること他者に印象付けることができれば、
周囲からの期待感も上がり、
自分が生きやすい環境を構築することができる。

人間関係を構築できる
思っている人も多いです。

しかし、私は「いい人」になったところで
人間関係が構築できるとは思いません。

なぜなら、いい人の正体は本当の自分自身ではないからです。
仮面を被っているのと同じなのです。

多くの人は、
他者からいいように見られたいと思い、
行動してしまう。

典型的なパターンとして、他者の要望になんでも答える
「YESマン」「YESウーマン」になっているのではないでしょうか?

相手にお願いされたことに対して、
なんでも「はい」と言ってしまい、
受け入れてしまう。

本当は自分が優先してやりたいことがあるのに、
いいように見られたいというジレンマが邪魔をして、
自分の本音である部分を隠してしまう。

これを仮面を被っているということだと思っています。

・・・

いつから仮面を被り始めたのか

私たちが、仮面を被らないといけなくなった
一番の原因は「社会」にあります。

例えば、日本社会にはまだまだ
仮面を被らないといけない瞬間が多くあります。

・他人や上司の顔色を伺う
・取引先の顔色を伺う
・同僚の顔色を伺う

など、他人主体で動くことが多すぎるのです。

このことは、今まで築き上げてきた
上下関係や縦社会がいつまでも邪魔をしています。

そのため、自分主体では動くことができず、
相手の様子を見て行動しなければいけない状態になっています。


なぜ、このような社会が
形成されてしまったのか?

私の持論は、人の「個性」しか
見てこなかったからだと思います。

ここでいう「個性」は「芸術性がある」とか「他の人にはない感覚だ」というモノではなく、学歴、年収、経歴のようなステータスのことを指しています。

もちろんステータスを築き上げていることは素晴らしいことであると思います。その点に関しては否定することはありません。

言いたいことは、
周囲の人がそれに騙されてきたということです。

ステータスがあるから素晴らしい人間だ。ステータスがあるからなんでもできる人間だと勘違いを続けてきた周囲の人たちのせいで、形成された社会はとても生きにくいモノに変わってしまったのだと思います。

「仕事ができるから人材管理もできるのか」と言えば、すべてがそうではないと思います。

成績優秀で昇格しても、外側の成績しか見ていなく、中身の評価を無視したままだと、その人がチームをまとめられる人間かどうかはわからないのです。

それに至るまでに周囲の人間。特に上司に当たる人間が、その人の中身まで見なかったことが致命的であり、先に権力を渡してしまったことが崩壊への始まりになってしまったのです。

これが「個性」しか見ていなかったことです。
そのため、個性で成り上がった人の中には中身がないと感じる要因もあると思います。

しかし、その人間に好かれなければ自分の立場がないと感じてしまい、権力がない人は仮面を被ってしまうと私は思います。

この社会形成に必要なのは
「人格」を尊重することだと私は思います。

仮に仕事が遅くても周囲に好かれている。
人間性は誰に対してもいいという人の方がこれからの社会では必要な人材になっていくと思います。

そのような人を周りの人が助けてくれて、
全体が相乗効果を持って活躍していくと思います。

そうなれば、仮面を被る必要はなくなり、若い世代からもどんどん発言が増えていき、自分が思っている気持ちを表現できるようになると思います。

「個性」と「人格」については7つの習慣を読んでいただければ、より詳しく理解していただけると思います。

仮面を外すには

上記で述べたことは私の理想でもあります。

現状の社会がどうかというと、
まだまだ仮面を外せる状態ではないと思います。

しかし、私たちが独自に仮面を外すことはできます。

それは、自分がやりたいと思ったことだけを大切にする意識だと思います。一言で言えば「やりたくないことにはNOを言う」ということです。

自分ができる範囲を決めてしまい、
それ以外のことにはNOと
言ってしまえば気持ちも楽になります。

私たちはなんでもできると思い、
すべてのことをやり遂げようとして多くのモノを抱えてしまうと思います。その結果、本当に大切なモノを失ったりしてしまうのです。

大切なのは、どこで線引きをするかが大切です。
最初は、仕事とプライベートの線引きから始めるのもいいです。

プライベートに仕事を持ち込まないと決めてしまって、
できないことはすべて捨ててしまうのです。

それによって心は開放され、仮面を被る必要がなくなります。

最初から全部は捨てれなくても、
少しずつ捨てていけば気持ちの変化もあるのではないかと思います。

大切なのは自分自身ですから、
まずは資本である自分を大切にするところから考えていきましょう。

・・・

いい人からをやめるには

いい人をやめることで、
最も重要なのは周囲の目を気にしないことです。

周囲の目が気になるから、
ストレスが溜まるのだと思います。

自分は自分らしく自然体で
自分の考えと重要な優先順位を持って行動すれば、
いちいち周囲を気にすることはなくなると思います。

自分の考えに共感してくれる人と仲良くしていればいいのです。

それ以外の人とは関係性を
解消しても問題ないと思います。

自分主体で生きやすい環境が作られていくことを望むばかりです。



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(※2020-10-22 編集済)



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