【No.1350】日頃どんなことを考えているか

日頃どんなことを考えているか

平日はプライベートの時間でも、仕事のことを考えるかもしれません。ふとしたときに、やらなきゃいけないことを思い出したり、抱えている課題への良い打ち手が思いついたり。

休日にも仕事のことを考えている人もいれば、休日は家族や家事のことを考えている人もいるでしょう。次の休日の遊びを考えている人もいるかもしれません。何も考えない人もいます。中には、もっと先の将来の目標を妄想している人もいるでしょう。

何を考えていてもいいのですが、その考えていることが3年後の自分を作ると考えるのもいいかもしれません。

*

相撲の世界には「三年先の稽古」という言葉があります。これは、今日や明日、一週間くらいの稽古ではすぐに力はつかないという意味です。毎日稽古を続けることで、三年ほど経ってようやく稽古の貯金ができ、本当の相撲の力がついてくるというものです。

*

毎日の努力、とまでは言わずとも、日々の何を考えているか。これらは目に見えなくても、将来の自分を支える基盤を築いているのです。

パソコンのバックグラウンドで動くアプリのようなものかもしれません。普段は意識しないけれども、常にシステムを最適化しつづけています。

*

日々仕事のことを考えていれば、3年後にはスキルや知見がついてきて、その分野で大きな成果を残せるかもしれません。

これは良いことに聞こえるかもしれませんが、人によっては悪いことかもしれません。

例えば、その人がその分野に興味がない場合です。将来の目標が別のところにあるのに、日々仕事のことを考えていれば、3年後もその延長線上にいることになるかもしれません。

*

ただし、考えていること自体に、良いも悪いもありません。

でも、今、バックグラウンドで何を考えているかに注意すべきです。そして、その「自然と考えてしまっていること」が、3年後の目標に、直接的な影響があることなのか、影響が弱いことなのか、見てみましょう。

*

人生、無駄なことはないと言いますから、何を考えていて、何をしているにせよ、無駄なことはありませんが、

もし日頃考えていることが目標に直接影響が弱いことならば、実現までにちょっと時間がかかるかもしれません

*

私たちの思考は、未来の行動や結果に直接影響を与えます。

日頃から将来の目標に合致したことを考えているなら、3年も経てばそれが実現しているかもしれません。

別の目標があるけれど、今は諸般の事情で、目の前の仕事に集中しなきゃいけないという人は、少しずつ目標について考える時間を取りましょう。少しずつでも進路が変わっていくはずです。

結局、私たちの未来は現在の積み重ねで形作られるのです。バックグラウンドで動くアプリのように、目には見えなくても、日々の思考が確実に未来を作り出しているのです。

*

ということで、今日も1日、自分の目標を妄想しながら、楽しんでまいります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?