【ブクマ推奨】古文読解をゼロから勉強しなおすときのオススメ参考書

古典の勉強の順番は

文法 → 古文読解の「型」 → 問題集で大量演習

の順番です。

この記事では、古文読解をゼロから進めるうえでオススメの参考書を紹介します。

文法から学びたい方はこちらからご覧ください。


■富井の古文読解をはじめからていねいに

古文読解をはじめるなら必読の書でしょう。
この本を一通り読み、「古文読解のやり方」の大枠をつかんだ後は、この本を片手に、以下に紹介する問題集に進んでください。


ちなみに、「古文読解のやり方」は、武道でいう「型」や、スポーツでいう「フォーム」のようなものです。最初からむやみに読解の問題集や過去問を解くよりも、まずはこの「型」や「フォーム」を身につけることで効率が上がりますので、ぜひおすすめします。

※なお、同じ富井先生の「古典文法」に関する本もあります。めちゃくちゃ分かりやすいので読んで損はありませんが、文法は読んで理解したつもりになるのが危険です。文法問題集を通して叩き込むのが効果的だと個人的に思います。こちらのページで紹介しております。


■古文上達基礎編 読解と演習45 文法理解から応用まで

「文法」→古文読解の「型」がわかったら、まずはコレ!
ド定番の参考書です。
文法を復習しながら読解をスタートできます。

もしこの本が難しくて、やる気が失せるなら
上記のリンクで紹介する「古典文法10題ドリル」に戻りましょう



■実戦演習 基礎 古文 改訂版

大学受験、古文読解の2冊目はコレ!

学校の定期テストやMARCH以下の大学で出題されるような、超有名 古文で構成されているので、解いた文章はあらすじや出典まで覚えることがオススメです。

社会人になってからの一般教養としても使えるかも?(笑)
それくらい有名な話ばかりが収録されています。

※「実戦演習 標準 古文」というのもあります。やって損はないですが、別の問題集に進んでもいいと思います。



■読んで見て覚える 古文攻略マストアイテム76〈常識・文法・和歌〉

「文法」を終え、富井先生の本で「型」を身につけたら、次はこの本を片手に古文常識を覚えながら問題演習を重ねましょう。

「古文常識編」「文法編」「和歌編」の3つに分かれているので、特に古文常識や和歌の知識を身につけたい方におすすめです。必要な知識を網羅的に学べます。
(文法は読むだけでなく、どんどん問題を解いて定着させましょう!)

ちなみに古文常識とは、古文を読むための背景知識のことです。平安時代の役職や住居、家具の名称、貴族の服装など、古文の世界では当たり前だった「常識」を指します。

電話もテレビも車もない時代。しかも出題される多くの話は、天皇や貴族の暮らしがテーマです。我々とは時代も身分も異なる価値観や常識を知ってこそ、登場人物の言動の意味がわかってきます。つまり古文の読解力があがります。


■マーク式基礎問題集 古文

大学受験、古文対策の3冊目はコレ!

上記の「古文上達 基礎編(Z会)」
「実戦演習 基礎 古文」を終えたら、

次は、共通テスト対策!

マークシート方式の共通テストや私立大学対策のために、この「マーク式基礎問題集」は最適です!


■中堅私大古文演習改訂版

私立大学を目指すなら!

古文の読解対策には、
まず「古文上達 基礎編(Z会)」
次に「実戦演習 基礎 古文」
そして「マーク式基礎問題集」

MARCH、関関同立レベルを目指すなら
この「中堅私大 古文演習」は解けてほしいです。


■古文 入試精選問題集8 改訂版

難関 私立大学を目指すなら!

古文の読解対策には、
まず「古文上達 基礎編(Z会)」
次に「実戦演習 基礎 古文」
そして「マーク式基礎問題集」
さらに「中堅私大 古文演習」

MARCH、関関同立レベルの難関私大や
中堅 国公立大学を目指すなら、
この「入試精選問題集」まで勉強してほしい!

記述問題も出題されてレベル高めです。
ちょっと古い本ですが、オススメ!

ここまで終えたら、難関私大の過去問にチャレンジしても、太刀打ちできるはずです。私大志望なら、ぜひ過去問に進んでください。国公立志望なら次の2冊もおすすめです。



■得点奪取古文改訂版 記述対策

かなりムズ!
国公立大学入試の記述対策に



■京大古典プレミアム

さらに、かなりムズ!
京大に限らず、国公立大学入試の記述対策に




■大学入試でるとこ古典文学史

早稲田大 入試対策!意外に問われる文学史にはコレ!

意外に問われる文学史…
早稲田大学やMARCH以下でも文学部などを志望しているなら、この本の知識は必要です。

現役生は他科目とのバランスを考慮すると手をを出しづらいですが、時間のある浪人生は、文学史も覚えてライバルに差をつけよう!


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※このnoteは2024年11月時点のものです。
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