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自分の生きる道をもう一度考えてみる・・・

ホームドラマの様に、温かい家族像と理想的な仕事と肩書。
幸せを追い求めてきた結果、自分の生きる道を見失ってしまった気がする。

それは、妻に言われた一言だった・・・
『家事は女がやらなければならない仕事よね!』
我が家は、共働き。妻はフルタイムで最近昇進を果たし、マネジメント側に就いた。
子どもは3人。高校生と中学生、そして保育園に通う幼児だ。
保育園に通うきっかけに、わたしはリモートワークを中心に、主夫化となった。
自分自身も整った生活と成長期の子どもの為に、栄養のある食事を目指して、主夫業に邁進することを誓った。
おかげでわたし自身は、仕事と主夫の両立で忙しい毎日だが、何かストレスを感じる。自分なりに言い訳を聞かせながら、家族の為と言い聞かせて、整った生活を目指した。
そんな中、妻が自分の時間が足りないことや仕事の時間が足りないと愚痴を言いだす・・・
いつものことだが、わたしなりに生活パターンの提案をしてみる。
『なぜ時間が足りない?』『朝早く起きて仕事をしてみては?』など・・・

しかし、そんな会話には何も解決策を求められておらず、
『朝までゆっくり眠れる根拠は何?』『子どもが途中で起きたらどうする?』など、意味不明な会話が続く・・・

そして『朝の時間を確保させて欲しい!』と言い出した。
『朝、洗濯物を干して、掃除して、子どもを保育園まで送り、これ以上の時間をどう確保させてあげたらいいの?』と聞いてみる。
そこで、『そんな仕事は女がやれってことでしょ!』と言い切った・・・

妻は、男性と女性を区別する思考の持ち主だ。

昇進が自身の人間像を作ると言うが、やはりそうでしたか!
妻は昇進をしてからは、『根拠は?』とか『確率は?』など、面白みの無いワードを出す様になった・・・
以前は、人間性溢れる感性の持ち主で、人間味のあるワードをアウトプットしていた。

完全にコミュニケーションがズレている。
家事に男性も女性も無いの承知している。
わたし自身が、家族の為に動いていることが、妻には気に入らないのだろう。
妻のご機嫌を良くしてもらいたいことは、夫としての本望だが、性別の刀で心をえぐられた気持ちになる。

そこで、わたしは気づかされた。
自分自身が、良きと思って行動していることは、心から自分自身のやりたいことでは無い。
映画やホームドラマで観た仮想の家族像を一生懸命に再現していた・・・

もう一度考えてみよう、自分自身の10年後の生活を!
誰とどんな生活を送り、どんな言葉でどんな会話をしているのか?

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