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サイキックと『ミルトンエリクソン』?

ミルトン・エリクソンとは?

米国の心理療法家、催眠療法士として、精神学界で広く知られている
ミルトン・エリクソン』という人物をご存じだろうか?

他の診療所では持て余され、治療不可能とされたような、重度の精神疾患の患者を、そのユニークで複雑な手法によって数多く治療したことで有名な人なのだ。

彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization:利用できる物はなんでも利用する)」と呼ばれる、臨機応変・変化自在なもので、その職人芸は、まさに「魔術師」とさえ言われるほどだった。

しかも、その評判は口コミで広がり、その噂には尾ひれはひれがついて
とてつもない伝説の人となったわけです。

エリクソンは、いわゆる通常の催眠手法とちがって、振り子など小道具や
『ねむーくなる!』などの強制的な「暗示」を使うことはなく

だれもがしているごくふつうの日常会話を交わしているうちに、相手を、いともたやすくトランス状態に誘導してしまいます。  

しかも、相手の「頑強に抵抗する力」までも、逆に誘導に利用してしまうようなテクニックを駆使していたのです。

まるで、すぐれた武道家が、相手の力を利用して技をかけるように・・・

こういった、エリクソンの逸話の中には、実話とは信じがたい話も含まれており、100%信じることはできませんが、それにしても超人的な能力を持っていたことはよく分かるし、没後40年以上も経過しているのに、世界中の精神世界に興味を持つ、多くの人々を今なお魅了しているのは間違いありません。                   

ミルトン・ハイランド・エリクソン。(1980年没。享年79歳。)

私、ヴァータンが、彼の事を初めて知った時、真っ先に感じたのは、彼を心理療法家とか、催眠療法家などといったカテゴリーで括ってしまうのは、どうも納得がいかないということです。

事実、エリクソンの没後、彼の「弟子」を名乗る何人かの人間が、彼のスキルについて解説したり、実演したりしていますが、誰一人として、彼と同等、あるいはそれ以上の能力を身に着けたといえる人物は世界中、どこにも見当たりません。

今現在も、ミルトン・エリクソンの素晴らしさを雄弁に語ったり、“サル真似”をしている人間は見かけますが、本物には遠く及んでいません。

それは、ミルトン・エリクソンが、単なる心理療法家とか、催眠療法家などではなかったからなのだと、私は考えています。

彼を単なる心理療法家とか、催眠療法家などという、ありきたりなカテゴリーで括ろうとするから、誰もが彼の足元にすら近づくことができなかった。
そう思うと合点が行くのです。

私は、彼のビデオを見たり、逐語録に触れるたびに、そう確信するようになったのです。

では、彼、ミルトン・エリクソンの本当の“正体”は、
何者だったのでしょう?

エリクソンの本当の“正体”?

彼こそが、サイキック能力を有する、サイキッカーだったと私は確信しています。

ここで「サイキック」という言葉がとても誤解されやすいので、ごく簡単に説明しましょう。

サイキックと、いわゆる霊視や霊感などに代表される 一般的なスピリチュアルは、似ているようでまったく違うものです。

霊視などの能力は、守護霊をはじめとした霊の働きかけによって生じる霊的なものです。

一方、サイキック能力は、人が生まれながらに持っている
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の「五感」が超越したものであり、
元々人に備わっている能力が研ぎ澄まされたもののことです。

誰でも、デジャヴや予知夢など不思議な経験を一度や二度はした事があると思います。

そういった能力を極めて、意図的に使えるようになる事をサイキックと言うわけです。

しかし、エリクソンは、サイキック能力のトレーニングを行ったことでサイキッカーに至ったわけではありません。

実は、彼がサイキック能力を身に着けた要因は、意外にも「病気」をした事にあったのです。

エリクソンは、17歳の時に「ポリオ」(脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じ、永続的な後遺症を残す場合がある)に感染してしまい、3日間意識を失ってしまいました。

しかしエリクソンは、3日間意識を失った後、奇跡的に生き延びたのです。

そして、ポリオから回復して、松葉杖の助けを借りて歩けるようになるまで、1年の歳月を必要としたのです。

彼はその間、見ることと話すことしかできませんでした。

これしかできなかった彼は、必然的にものすごい観察眼を持つようになりました。

そう、その間に彼は、異常なまでに自らの「五感」を発達させていったのです。

一つには、ポリオが回復するまでの退屈しのぎとして自分の家族を観察した事である。

この観察の中で彼は言葉の‘ダブルテイク’(ある言葉が2重の解釈を許すこと)、‘トリプルテイク’(ある言葉が3重の解釈を許す事)の発見や、言葉の命令的側面(例「窓が開いてますね」が「窓を閉めてください」との命令を含意しうる事)を発見。

さらに、幼児の身体的発達過程への理解、そして何より彼の伝説的な
鋭敏な「観察力」を獲得した(例えば、彼は相手の首筋から脈拍数を数える事が出来たという)。

そして、ポリオ以外にも彼を悩ませたものが、
「失音楽症」(ピッチやリズムが理解できない障害)なのである。

この「失音楽症」という病気は、音楽(ピッチやリズムが)が理解できない病気ゆえに、話し相手の呼吸や抑揚に意識的な注意を向ける事を可能にし、これは後に彼が催眠を独習する時に大きな利点となったというわけです。

エリクソンのプリンシプル?

つまり、エリクソンは、不幸にもいくつかの「病気」を体験することで、その不自由さの中から、特定の「五感」を、普通の人が到達できないレベルまで研ぎ澄ましていかざるを得なかったのです。

その結果、ある種の「サイキック能力」を自然に身に着けたというわけなのです。

なのにも関わらず、世界中の心理療法家や、催眠療法家たちは、エリクソンの卓越性を研究する際に、その技術面の特殊性だけに注目し、それをそっくりそのままモデリングすれば、エリクソンと同じ結果を出せると考えたわけです。

しかし、実はエリクソンの卓越性の元となっていたのは、病気の不自由さの中で自然に研ぎ澄まされた「サイキック能力」であり、それこそが、ミルトン・エリクソンの特殊性のプリンシプルと言って過言ではなかったのです。

そこに気が付けなかったために、これまでのエリクソン研究者たちは、エリクソンの“サル真似”程度のことしかできなかったというわけなのです。

そこで、私、ヴァータンは、「サイキック能力」を重視したコーチング、カウンセリング技法を10年ほどの歳月をかけて確立しました。

そして、年間1,500名を超えるクライアントさんに、実際にサイキックを駆使したコーチング、カウンセリングを使い続けてみたのです。

その結果、間違いなく、従来の心理療法、カウンセリング、コーチングに比較して、より「的確」で「スピーディー」であり、他のカウンセラーやコーチでは対応し切れなかったクライアントの悩みや問題、症状を改善することが可能になったのです。

特に、コロナ化以降、対面での施術が難しくなってしまいましたため、
「電話」や「ZOOM」を使ってカウンセリングやコーチングをしておりますが、リモートであるほど、サイキック能力の必要性が際立つことを実感しています。

サイキックによるコーチングは、直接的で、明確に効果的!
まるでミルントン・エリクソンのようなシャープな切れ味が得られます。

もしご希望とあらば、今すぐに、お電話にて実際に体感頂けます。
「人間関係」、「恋愛」、「お仕事」、「気力」などジャンルは全く問いません。

お気軽に、以下の「ココナラ」のページでご体験下さい。
私、ヴァータンが、ダイレクトにセッション致します。
※ただし、サイキックは、いわゆるスピリチュアル系と混同されやすいジャンルのため、あえてカウンセリングやコーチングというカテゴリーでは登録せず、『占い』というカテゴリーで登録しておりますが、実際の内容は、
まぎれもなく、「カウンセリングorコーチング」です。

→→ ヴァータン649 公式ページへ


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