【書評】もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら
みなさんこんにちは(^^)
スヤ|メンタルケア心理士®(@suyasuyato3)です!
私の自己紹介。
私はメンタルケア心理士、ケアストレスカウンセラーの資格を持っています。いわゆる心理カウンセラーです。
まだ資格を持っていなかった時に、実際に樺沢先生からアドバイスもらいました。
樺沢先生はアウトプット中心の勉強方法がいいと。
具体的にはテキスト覚える。
問題集をやりまくる。問題集も問題文まで覚えるといいよって言われたのを今でも覚えています。
その結果、メンタルケア心理士の試験を今年の2月26日に受験しました。
結果は...97%の正答率で合格でした。
見事カウンセラーとして駆け出しました。
普通の人なら、カウンセラーになるまでのサクセスストーリーを掘り下げて書くのが普通だろうと思いました。
しかし、アウトプット中心の勉強をしたら、試験は必ず合格します。今まで、就職試験やカウンセラーの試験すべて突破してますから大丈夫です。
アウトプットは自分の味方になってくれますから勉強面はアウトプットしまくってください。
何回でも言います。私はカウンセラーなのです。
本書を読んでカウンセラーとして、
私が言うならば「アウトプットでメンタル疾患者を救いたい」と言い換えことができるなと本書を読んで思いました。
そのことに関して感想文を書かせていただきます。
カウンセラーとして、活躍するためのに本書のいう「社畜ゾンビ」はいわゆる、メンタル疾患の方。病気までいかない予備軍(未病)の方に置き換えられると感じました。
私も会社員をしていて、社畜ゾンビみたいになって実はメンタル疾患(うつ病、パニック症、全般性不安症)を患っています。2回休職しました。
そこで、その経験を活かして感想や工夫したこと、考えたことを同じメンタル疾患の方に伝えるのではなく、自分で気づいて「アハ体験」してもらうことが重要だと感じました。
※アハ体験:アハ体験とは「あ!」とひらめき、今まで全くできなかったことや理解できなかったことが突然できるようになる瞬間を指します。
私もアハ体験をして自分でカウンセラーの資格を取ろうと決意しました。それからは資格の勉強と仕事や育児と前向きに生活することができています。
本書にも似たような言葉が描かれています。(p83大川さんのセリフからp84にかけて主人公の外山さんがまさにアハ体験してます。)
私はカウンセリングをする立場になって思うことがあります。
話す人の言語的コミュニケーション(話し、書字など)な部分よりも、非言語的コミュニケーション(表情、姿勢、仕草、所作、目線、瞳孔などの言語では感じ取れない部分)を大事にする。
相談者さんは何を言いたいのだろうかを感じ取るように心がけたい。
よくカウンセラーでいるのがカウンセラーとしてどうすべきか、アドバイスをしなければと考えている方がいらっしゃいますが、
本当のカウンセラーは「カウンセラーとしてどうすべきか」ではなく、
「相談者さんは何を言いたいか」を理解することを第一に考える必要があると思います。
これもアウトプットの黄金比率3:7で言えば自分を3とおくこと対して、
相手に7向けることでアウトプットしながらカウンセリングすることが通ずるなと感じました。
アウトプットは自分には何かできるかをあらかじめ用意しておく。
これはカウンセラーの資格の勉強である程度身につけてましたが、引き続き勉強していきたいと思います。
それに対して最も重要な相手に対してのアウトプットは以下のようにします。
相手の書字なら書いてある内容や筆跡、筆圧から、「この人は今どんな心情なのか」
を具体的にイメージできるようにカルテに抱いている感情を書き出してみる。
また、実際に対面するケースなら非言語的コミュニケーションから読み取れことをカルテに書き出すことに集中します。
それができれば、書いたことが合っているかを相談者さんの失礼のないように気をつけてながら、
「こんな気持ちをが少しでもありますか。」など話をして確かめます。
そうやって1つ1つ確かめていく中で、相談者さんの気持ちも整理されてきます。
そこでアハ体験をしてもらいます。
「なるほど。自分はこんな考えをしていたんだ。」
「今の自分なら、これができそうだ」などと。
こんな風に、具体的に自分にこのカウセリングを通して、何ができそうか見つけてもらうのです。
自分にできそうなことができるということはメンタル疾患の方にとっては大きな一歩になります。
私もカウンセラーになろうと思ったことが自分の在り方、ビジョンになっています。
そんな風に私はカウセリングを通して相談者さんにアハ体験をしてもらって、自ら行動する。
まさにアウトプットですね。
カウンセラーの私と相談者さんともにアウトプットでしながら、人生を歩んでいく。
そんなカウンセラー人生を送っていきたいと思っています。
そして、最後に。
世の中が今、疫病、戦争、天災など暗いムードにありますが、1人1人が落ち込んでいてはいけません。
世の中1人ではどうにもならないのですから、社会に貢献するのなら「アウトプット」です。
アウトプットで世の中は良くなると信じています。
本書が1人でもたくさんの日本人、いや世界の人に届いてくれることを願って終わりにしたいと思います。
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