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なぜ投げ銭をするのか

投げ銭に一体どんなメッセージや思いが込められているのか。
大手企業所属のライバーさんには今日も投げ銭が飛んでいく。

金額も200円から1万まで。

多いものだとYouTube Liveのリミッターにぶち当てた金額。

どうしてそこまで身銭を切ってそんな大金を投げるのかわからない...。

なので調べました。

リスナーがライバーへの投げ銭をする際、どういった心理が働いているのか

私は複数あるように感じられました。
・コメントを目立たせて、ライバーにコメントを読んでもらう
・名前を呼んでもらうなど何かしらのレスポンスを貰う
・自分がライバーのことを好きであることを他のリスナーにアピール(シグナリング)する手段
・純粋にイベントなどのランキングの順位を上げてあげたい
・自分のコメントを拾ってリクエストに答えてくれたからそのお礼
・ライブ配信代

17 LiveをテーマにKAI-YOUさんの記事ではこのように書かれています。

「名前を呼んでくれることが嬉しい」
「キャバクラとは違うコミュニティ性がある。キャバクラでは一人の可愛い女の子とコミュニケーションを取りながら他のお客と一緒に盛り上がることはできない。」

「キャバクラとは全然違う」なぜ生に投げ銭するのか? イチナナライブの現場 https://kai-you.net/article/52915

単純にコメントを読んでもらう/ 名前を呼んでもらうといった目的での投げ銭はYouTubeでよく行われているような気がしますね。
ですが、自分がライバーのことを好きであることを他のリスナーにアピールする手段としてはどうでしょう。
その点で言えば、YouTubeより、SHOWROOMや17 Live、IRIAMといったプラットフォームの方が向いています。

なぜなら、SHOWROOMでは投げ銭(ギフティング)することにより自分のアバターが目立つ場所に移動します。
17 LiveやIRIAMでは投げ銭時にアニメーションと共に送り主の名前が全員に周知される仕組みになっています
他のリスナーとの関係構築に関しては、SHOWROOM / 17 Live / IRIAM が強いと考えられます。

また、私が最近感じるようになっていることが一つあります。


それは、ライバーを中心としたコミュニティって、とても大事で尊い存在であるということなんです。

ライバーが居て、それらを応援するリスナーが居て、リスナーが集まって「もっとライバーさんの事を知ってもらうために何かしようよ」といった動きを自発的に行ったり。
実際にファンがサイトを立ち上げて国民的アイドルを応援した例もありますし、技術に強いファンが居た場合、それは大きな武器にもなると思います。

ライバーが掲げる目標のために、応援したいと申し出たファン達がそれぞれのスキルを活かし、社会に対し様々な宣伝活動を行っていくのは既に当たり前である状況だとは思いますが、これこそが私が求める世界の一つかもしれないと思うようにもなってきています。

企業やブランドにお金や技術、時間を使うのではなく、自分が信じた個人(ライバー)に対して自分の持っているリソースを駆使して貢献していく。
Win-Winであり、相互に利益もあり、QoLの向上に直結しているような話にもなってくるような気がします。

もし仮に、ライバーさんの知名度が上がり多くの人に認知されるようになった時。
そこに関わっていたという証、つまり成果物を自分の為に外部へアピールする材料として使うもまたアリでは無いかと考えています。
権利に関しては知識が乏しいのであまり突っ込んだことは言えませんが、「私はここを担当した!」と言えるようであってほしいです。

話を元に戻します。

実際に私自身も複数のライバーさんに対して投げ銭をしてみました。人生初です。
結果は.........予想を超えることもなく下回ることもありませんでした。
ですが、チャットで声真似をリクエストしたのですが、それに応えて下さった時は嬉しかったので素直に投げ銭しちゃいましたね。

最後に投げ銭の心理についてまとめておきますと、一言で「自己顕示欲を満足させるため」でほとんどが解決できそうです。
献身的なリスナーさんも、もちろんいらっしゃると思いますが、そういった方々は還元率95%のpixiv FANBOX設定された値段よりも金額を上乗せして購入できるBOOTHを利用して積極的に支援を行っていると思われます。
どちらかといえば、私もFANBOXやBOOTHから物を買ったり、そこでしか手に入らない情報にお金を払いたい派です。

この記事が何かの役に立てましたら幸いです。

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