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半年間の振り返りnote|VRC成長の軌跡

皆さんこんにちは、VRC note編集長の八重樫です。

このVRC noteも始めてから半年が経ちました👏
これもいつも読んでくださる読者の方がいらっしゃるからこそです。
本当にありがとうございます(*'ω'*)!!

今回はこの半年間を振り返って、VRCの成長や変化について書いていきたいと思います。

業界状況の変化

まずは3Dアバターを取り巻く状況の変化について触れたいと思います。

2020年から長引くコロナ禍により、2021年はよりテレワークやオンラインコミュニケーションが活発化したと感じています。また、Facebookからも発表があったように、「メタバース」という単語もよく聞かれるようになりました。

メタバースとは
メタバース(metaverse)とは、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語。もともとはSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した作品『スノウ・クラッシュ』に登場する、架空の仮想空間サービスに付けられた名前だった。その後、テクノロジーの進化によってさまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称としても使われるようになった。
(下記ITmedia記事より引用)

また、バーチャル空間の盛り上がりに伴い、アバター文化もゲームなどから徐々に広がりを見せています。バーチャル空間でアーティストがライブを行い、アバターでライブに参加するなどの事例も活発化しています。

そういった業界動向から、今後もアバターを活用したエンターテイメントやコミュニケーションに関する事例が増えていくと予想できます。

VRCにおける半年間の成長~技術編~

次にVRCではこの半年間に何を行っていたかについて、話を進めていきたいと思います。

1.アバターアプリの開発にも着手し、モバイルスキャナのベータ版提供を開始

今年の2月には、「AVARU」というアプリをローンチし、モバイルスキャナベータ版の提供も開始しました。国内最大級の学外総合文化祭「CAMPUS COLLECTION 2020 TOKYO」(通称キャンコレ)と取り組みを行い、キャンコレ会場にスキャナを設置し、アプリで自分の3Dアバターがキャンコレ特設ステージでダンスする様子を動画にできるサービスでした。

その後、アプリのコンテンツをアップデートして、北海道科学大学様向けに卒業式コンテンツを提供し、オフラインスキャナ、モバイルスキャナで自分のアバターを作成して学位授与が体験できる、というコンテンツ提供を行いました。複数のメディアにも取り上げていただきました。

モバイルスキャナについては、ドコモオープンハウス2021にて、バーチャルブースへ入場する際のアバター生成プログラムとして採用もされました。

2.スキャナの改良

VRCのスキャナは可搬式で設置撤去も簡単に行えます。現在はその点も考慮した改良型のスキャナも設計中です。
また、各業界ごとに個別設計が必要であるとわかってきたので、例えばアパレル業界向けに試着室に入るサイズに収めたものを作成しています。採寸精度も高く、着衣状態でのインナーボディ推定機能もあります。
そのほか、ヘルスケア向けのスキャナも構想段階にあり、業界特化型のスキャナ開発は今後も熱を帯びてくるという予感があります。

VRCにおける半年間の成長~ビジネス編~

先ほども述べた通り、メタバースやエンターテイメント領域での取り組みは昨年からどんどん業界内に増えています。そんな中で弊社へのお問い合わせも多くいただいている状況です。

お問い合わせいただいてから協業に向けた話し合いを重ね、実際に博報堂DYホールディングス様やセガエックスディー様など、複数の企業と提携を結ぶことができました。今後はより一層、3Dアバターの利活用の場を広げていこうとしています。

ここから年末に向けての動き

年末に向けて、VRCの動きもさらに加速していきます。

・アパレル業界向けのソリューションを順次リリース予定。現在はお客様とαテストを開始しています。

・モバイルスキャナのソリューションについても、徐々に改良を加えており、βテストを継続中です。

・ヘルスケア業界向けのソリューションも設計構築していく予定です。

・表情機能(Face Expression)、美白機能(Face Beautifier)の機能も作っています。現在βテスト中です。

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3Dアバターの表情表現の一例

年末に向けて、またこのnoteなどでもいろいろな動きをお伝えできると思います。ぜひ、フォローして記事を読んでみてください!

最後に!

今回ご紹介したとおり、VRCは半年間でも大きく成長しています。年末から来年にかけては、案件も増えさらに成長スピードが加速していきます。

しかし、案件の内容に対して人材が足りていません。

引き続き採用も積極的に行っていますので、一緒に最先端技術を活用して新しいソリューションを作っていきたい、3Dアバターの世界観を普及させたいという方は、以下のページからコンタクトしていただければ幸いです。
(インターンも絶賛応募中です!!!)

あなたの応募を心よりお待ちしています!!