VRMMOで異世界を冒険、Zenith:The Last Cityはこんな世界
VRMMORPGといえば、ソードアート・オンラインといった作品で登場する有名な舞台だ。VRMMORPGに憧れている人は多いのではないだろうか、私もその一人だ。VRが普及する前から、いつか現実で遊びたいと夢見ていた。
文明は進歩し、2016年にはVR元年を迎え、そして、2022年にVRMMORPGの黎明期を飾るゲームが誕生した。それがZenith（ゼニス）: The Last Cityだ。
Zenithは2023年2月22日に発売される、PSVR2のローンチタイトルとして、日本でも発売される。日本人のプレイヤーが増えることを願って、Zenithの素晴らしさを伝えたい。
Zenithに関する基礎知識
Zenithを開発したのは、Ramen VRという海外のメーカーだ。ラーメンの名前からなんとなく分かるように、日本のゲームやアニメに触発されたスタッフが集まってゲームを作っている。
開発の中心人物がFF14のプレイヤーだったということもあり、日本びいきな作りが特徴となっているが、現時点で日本語には対応していない。Meta QuestからPCVRまで、どのハードでも遊ぶことができる。
ゲームの進め方は、クエストを受注してフィールドを進んでいく。エンドコンテンツにはインスタンスダンジョンのレイドもあり、MMORPGとしてはオーソドックスなスタイルとなっている。
未知が溢れるフィールド
Zenithはフィールドが素晴らしい。フィールドは広く、そして、自然豊かで様々な場所がある。先進的な都市から始まり、平原、森、渓谷、海、砂漠など、色とりどりな景色を見せてくれる。
プレイヤーはクエストとレベル上げをしながら、Zenithの世界を旅する。次の土地はどんな場所なのか、そんな想いを抱きながらフィールドを進んでいく。これはまさに旅の体験といっていい。
そして、フィールドには未知が溢れている。まだ見ぬ土地や新たな敵、進むストーリーなど全てが新鮮だ。Zenithは知らない異世界での冒険なのだ。
自由自在なアクション
Zenithはアクションが素晴らしい。アクションRPGであるZenithは、剣士のような近接職か、魔法使いのような遠距離職がある。その操作はどちらのタイプでも自然で気持ちがいい。実際に体を使う戦略的なバトルが可能だ。
また、移動では、滑空するように空を飛ぶことができるのが特徴だ。高い場所から飛び立ち、眼下に広い世界を眺めながら空を舞うのは本当に爽快だ。
様々なVRゲームを遊んできたが、VRのアクションにおいて、Zenithほど動作が自然で気持ちがいいゲームは他にない。それほどZenithのアクションは洗練されている。
共に冒険する仲間たち
Zenithは仲間たちと冒険するのが素晴らしい。MMORPGなので他のプレイヤーと知り合い、一緒に冒険をすることができる。異世界での冒険を仲間と分かち合うのは、本当に楽しい体験だ。
ボイスチャットなので、敷居が高いと思う人もいるかもしれない。しかし、Zenithでは、未知の異世界に一緒にいる仲間、という絆が生まれやすい。ゲームのことだけでも話題が豊富だ。そういう点で繋がりやすい。
Zenithはゲーム側で素晴らしい舞台が揃えられている。そこに一緒に冒険する仲間が加われば、面白いに決まっている。クラスによってはソロプレイで進める事もできるが、せっかくなら仲間を作ることをおすすめしたい。
Zenithを始めるタイミング
素晴らしいゲームであるZenithだが、始めるタイミングを間違えると、同じレベル帯に人が少ないというMMORRG特有の問題に遭遇する。それではせっかくのMMORPGなのにもったいない。
昨年にゲームを始めたプレイヤーの多くは、すでに約100時間に及ぶストリーラインを完了している。一部の廃プレイヤーたちが、エンドコンテンツであるレイドに残っている状態だ。
そのため、多くの新規プレイヤーが始めるタイミングを狙って、スタートすることをおすすめする。直近のPSVR2でのZenithの発売は良いきっかけだ。Zenithを始めるなら今はチャンスである。
Zenithは異世界を冒険する物語
MMORPGがVRになると没入感が素晴らしい。それは世界や仲間の存在の確からしさ、ともいえる。そこに本当に存在するかのような異世界を、仲間とともに冒険する。Zenithではそんな体験ができるのだ。
VRMMORPGに興味がある人、異世界で冒険をしたい人、仲間とともに見知らぬ土地を旅したい人、そんな全ての人たちに、Zenithでの冒険譚を紡いでほしい。
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