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全てのスキルの基本は予測力 ― グラレコ楽描術

 絵をかくこと。スポーツ。なんでも予測する力が基本です。

AIは大量の情報から傾向性を見つけているだけ

 ChatGPT。最近話しを聞かない日は無いぐらい話題です。
 そこで出てくるのは「AIに任せること」「ヒトしかできないこと」を見極めるという話です。
 一方AIは何をしているのでしょうか。それは大量の情報から傾向性を見つけているだけ。演繹的に原理原則から導き出しているのはありません。帰納的に事実から導きだしているのです。

ヒトが行うスキルも傾向性を使っている

 スポーツでは基本動作を繰り返す。そういう練習をすることが多いのではないでしょうか。ではなぜそうするのでしょうか。
 以前も取り上げた受動意識仮説。ヒトは意識してから身体を動かすまでに0.2秒もかかります。スポーツを考えるとこれはあまりにも遅い。つまり、ある程度予想して身体を動かしています。
 この予想に使うのが今回取り上げた傾向性です。

絵をかくときも同じ

 これはスポーツだけでなく絵をかくときも一緒です。
 絵が苦手なヒトの絵を思い出してください。線が途切れ途切れ。滑らかさがないのではないでしょうか。
 長めの直線をひく。円をかく。これらの動作をタイミングよく引き起こす。そのために必要なのは予測。そしてその予想をなすために必要なのも傾向性です。

傾向性を意識して日常を送れば良い

 練習のための練習はしない。絵をかくことが当たり前にする。すなわち、絵をかけるヒトの考えを持つ。そしてその行動を日々行う。これが大事だと思っています。
 グラフィックレコーディング、グラレコ。その講座を提供しています。その講座の内容は今回の記事の内容に基づく内容です。
 実はひとつひとつの行動。多くはすでに皆さんは心身に持っていまs。みなさんがもともと持っている能力を引き出すそんな内容です。
 一緒に学んでいきましょう。

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