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絵の上達には時間がかかっちゃうので事前に取り組んでおくとよいこと

 グラフィックレコーディング(グラレコ)を学び始める人は練習を先に初めちゃいますが時間がかかるので挫折しがちです。時間をかけずに上手になっちゃう方法をこっそり教えます。

絵がうまくなるのに練習がいるという思い込み

 グラレコを学び始めた人はまず練習からはじめると思います。苦労をして技術をみにつける。そう思い込んでいませんか。
 しかし上達のための練習には時間がかかります。なんとなく上手くなったと感じる様なワークはやった気にはなります。しかし、スキルアップに結びつかないものがほとんどです。
 つまるところ時間をかけたところで上達しないのです。当然ですがかけた時間分上達しなければどう思うでしょうか。難しいと諦めてしまうと思います。
 上記の理由だったかどうかはわかりませんが、習ったけど諦めた。そういう人は結構いらっしゃいます。

練習する前に道具を揃える

 練習ではなく道具を揃えることをおすすめします。
 模造紙にかくなら三菱鉛筆のプロッキー、ゼブラの紙用マッキーなどの水性マーカー。ホワイトボードにかくならペンテルのボードマスター、デジタルならApple iPad Air/Pro + Apple Pencil 2 + ProCreate。定番のものを購入しましょう。
 デジタルだと10万円以上になってしまいます。しかし、アナログであれば1本数百円。種類を揃えても1万円以下。一旦揃えてしまうのが良いと思います。

手っ取り早く上手になっちゃうことが大事

 心が折れる前に上手になる。上手になった気になる。これが大事だと思っています。そのためには適切な道具を適切に使うのです。
 例えば模造紙等にかく場合。水性マーカーを使ってかきます。しかし、慣れていない人。初心者は使い慣れたボールペンを使ってかいてしまいます。また、塗る面積が広い場合は太いペンを使った方が効果的です。しかしそれを使いません。

 ホワイトボードにかく場合。ホワイトボードマーカーはパイロットのボードマスター一択です。とにかく映えます。
 会議室にあるホワイトボードマーカーはインクが切れてかすれていることが多いと思います。これではいくら上手にかいても台無しです。

 例えば「囲碁」。ルールが難しくて学び始めるのが難しいと思われていると思います。以下のリンクにもあるように囲碁の要素を取り入れつつも単純化したゲームがあります。
 まずはこれで楽しんでもらう。面白いと思ってもらう。その後で本格的なルールを学んでいく。こういうステップがあるようです。

 グラレコでも一緒です。ふさわしいペンを使ってそれっぽいものをかいてみる。ある一定のレベルになった気になる。楽しいと思う。そのためには道具を揃えるのは大事です。

自分はかけるという小さな自信を持つ

 適切な道具を揃え、適切なかき方でかく。そうするとそれほど労力をかけずに、見た目が良くなります。
 見た目がよくなったらすぐに他の人に見せるようにしましょう。当然ですが、他の人も「この人はかける人」という風に認識してもらえます。
 どんどんかいていくことで、どんどん上達していきます。さらにそれを他の人に見せていきます。この流れをどんどん繰り返す。これが上達に結びつくと思っています。
 テクニックについてはこの中でひとつずつ学び、ひとつずつ試していくのが良いです。ここで大事なのはひとつずつ確実に自分のものにしていくことです。たまにうまくいかないこともあります。そういう時はその方法は一旦やめて新しいことを試します。
 学びには順序やタイミングがあります。それはその人ごとに違っていることもあります。何がうまくいくのか、いかないのか。見極めるという意味でもひとつずつ試すことが良いですね。

手っ取り早く成長を実感できる方法を模索します

 グラレコを学ぶ人がより増える。学びはじめた人が心を折って止めてしまわない。そのために手っ取り早く成長を実感できる方法を今後も模索していきます。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。