成長する人は精神力ではなく○○をうまくてなづける人である
ぶっちゃけて言えば、絵の上達のためのスキル・ノウハウは書籍やネットにほとんどあると思います。成長にとって大事なのはこれらの情報を知ることではなく、どれだけ実践するかです。
強烈に実践するために必要なことは何なのでしょうか。
成長の実感がない人は実践が全く足りない
グラフィックレコーディングをはじめました。しかし上達しません。どうすれば良いでしょうか。これはよく質問されます。話をきいてみると大抵の人は全く実践が足りない状況です。
どうやれば成長できるのか教えてもらっていない。何をすれば良いのかわからない。分からないから実践できない。だいたいの人はこんなことをおっしゃいます。
実践することなしに成長はありません。しかし、そこに踏み込まないので上達しようがありません。
成長する人は本能をてなづけている
成長する人は本能をてなづけていると思います。それはどういう意味か。
私達には生存本能があります。仲間と良好な関係を持ちつつ安心安全な場所で食料を摂取し十分睡眠をとる。本能は孤独、危険、エネルギーの浪費を避けようとします。
成長のためには実践が必要です。しかし絵をかく等の実践は、本能にとっては好ましい行動ではありません。むしろ、生存するためには避けたいことになります。
本能と理性。間違いなく強いのは本能です。寝不足、疲れ、満腹・空腹、生命の危険を感じる状況。これらは理性の抑え本能優位にしてしまいます。私は理性でコントロールができる。そう思っているかもしれませんね。しかし、その期待通りにはならないのです。
自分を変えるには自分を知る必要がある
自分の理性は無力である。この事実を知った上で自分を変えたい。そんな人はケリー・マクゴニガル著「スタンフォードの自分を変える教室」がおすすめです。
この書籍は社会人も受講できる全10回の公開講座の内容です。変えようと思っていたが変えられない。そういう挫折経験がある人が多く受講したようですね。
本書の面白い観点は「やる力」「やらない力」「望む力」の3つ。変えたいものはこの3つに分類されるそう。さらに言うとこれらは対処が異なるというところがポイント。今まで失敗していたのは、変えたいことの種類に合わせた対処ができていなかったのかもしれません。
己を知り自分を変えて成長する
今回紹介した本の内容を活用することで実践が増やすことができます。それによりグラレコの能力向上も夢ではなくなると思います。
また、自分の特性を理解することで、自分なりの方法を見いだせるようになるでしょう。
何を実践するのかを提案していきます
私の役割は皆さんの成長を加速すること。何を実践すればよいのか。それをこれまでの経験。様々な科学からえた知見。これらに基づく実験とその評価をしていきます。
参考資料
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