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ウェルビーイングなプロジェクトマネージャは最善と最悪を同時に考える

 ファシリテーションがうまくいったとき。初期段階で最善と最悪の両方が想像できたときはうまくいったと思います。

結論には拘泥しない

 ファシリテーターである時には結果には拘泥しないようにしています。でるべきしてできた結論が得られた。参加者全員がそう思った時はその後のパフォーマンスが高くなります。
 声が大きい人があるその人の考えだけで結果を作ってしまうことがあります。このようになると参加者は自分ごと化しません。会議が終わった後のアクションが非常に弱くものになります。
 結果には拘泥しない。これが大事だと思っています。

より良い結果になるように進める

 だからと言って参加者からの意見を聴くだけでは良い会議ではありません。言いたいことは全部言ってもらう。参加者が気付いていない観点については指摘します。新しく提示された観点も含めて考えることで可能性が広がります。よってより良い結果を得られる可能性が上がると思います。
 では、できるだけ意見を聴く、参加者が気付いていない観点を指摘する時に考慮しておいた方が良いことは何でしょうか。

最悪と最善の両方を考える

最善と最悪を考える

 最悪と最善の両方を考えることだと思っています。
 対話や会議をしているとたいていの場合、当たり障りのない結果になりがちです。最悪の場合、最善の場合の臨場感を高めます。臨場感を高めることで参加者の行動が変わります。最悪は避けようとしますし、最善について意識しそこに向かおうとしようとします。

まとめ

まとめます。

  • ファシリテータは結論には拘泥しません。結論を出すのはあくまでも参加者です。

  • 言いたいことがある人には存分に話しをしてもらい傾聴します。

  • 参加者の視野が狭い場合にはそれを広げるような質問をします。

  • ファシリテータは最悪と最善の両方を想像します

  • 参加者の発言が偏ってしまう時は最悪と最善の臨場感を高めます

  • これにより参加者が自らよりよい結果になるように対話をすすめていくからです

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