見出し画像

コミュニケーションはかく方がフィードバックすることで立ち上がる ― グラレコ楽描術

 かくと伝わる。そう思っていませんか。実際は逆です。

グラレコでわかりやすく伝えるはウソ

 グラレコをかけるようになりたい。そう思うヒトの多くは絵で示せば相手に伝わりやすくなる。そう思っていませんか。私はそれは違うと思っています。

かく方がフィードバックする

かく方がフィードバックすることでコミュニケーションは立ち上がる

 コミュニケーションとは、情報を受け取った方がかきフィードバックすることで立ち上がる。そう考えています。
 受け取る側が理解できるかどうか、知識や記憶が十分にあるかどうか。それをその時その場でうまく結合できるかにかかっています。つまり、理解とは受け取る側の問題なのです。
 発信する側も受け取る側が理解しているかどうかはわかりようがありません。何かを伝える時に発信者が一方的に話してしまう。しかし受け取る側が理解していない/誤解しているはよくある話です。

自分が知らないことを積極的に伝える

 自分が知らない/理解していないことを積極的に伝える。これがコミュニケーションがうまくいく肝だと思っています。
 知らない/理解していないことを知られたくない。馬鹿/無知だと思われたくない。恥ずかしい。このような感情を持つこと。それによりフィードバックをしない。これがコミュニケーションを阻害します。
 知らない/理解できないのは、発信する側、理解する側双方の問題です。50対50。どちらかが悪いとかそういうことはありません。相手が何を知っている/知らない。これを予め知ることができないのですから当然です。むしろ、知っているのならそれこそコミュニケーション自体が不要ですよね。

その時その場でかいて伝えるのが効率的

 グラフィックレコーディング、グラレコ。学ぶと有利な理由。それは、その時その場でかく。その能力が身につけられるからです。
 その時その場でかく。ライブドローイング。難しいと思っているヒトは非常に多いと思います。しかし、誰でも身につけて実践できることです。私のグラレコ講座ではそのコツをお知らせしています。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。