1月29日

COLUMN-③卒論で書いた「人口減少」の話


皆さん、こんにちは。

今回は卒論の話です。

当時、大学の卒業論文で「人口減少」をテーマに書いていたときは、人口が減少して地方が将来消滅するのではないか......?

そんな話の本が充実していて、

論文を作成するのに時間を要しないという理由でこのテーマにした記憶があります。ひたすら本を読んでいましたので、ここに時間を割かないように.....という気持ちが強くありました。


卒論対策として関係本を20冊程読み漁り、それらをまとめた形で提出してクリアしました。


数ある本の中で特に印象に残ったのは、

藻谷浩介さんの「デフレの正体ー経済は人口の波で動く」という本です!

学生時代に経済学という机上の空論を学んできたが、経済を活性化させるにはやることは簡単で人口を増やすことだという気付きをいただきました。


今は人口の減少ばかりがテーマに挙がっているが総人口の減少は問題なく、問題なのは生産年齢人口(15歳~64歳)が減少していることが問題です。さらに、高齢化問題が重なって苦しい時代を迎えています。


この高齢化問題は深刻で介護という人間的な仕事は、まだまだ人手を要します。こういったものはロボットで代用できる部分はロボットに任せ、イノベーションを起こすことに資本を振り分けていかないと人材不足が顕著になってきます...


今後は「高齢化が異常なエリア」と「若者の多い街」となるかは、

各エリアの取り組み次第で人によってまちは変わり、まちをつくることになります。「まちづくり」というと行政が主導して動くというイメージが強くありますが、各々が勝手に動き協力して地域の文化をつくり上げていくことも可能です(こっちの方が文化をつくりやすいかも....)


私が在住している郡山市は人口は約30万人で福島県の経済の中心でありましす。東京からのアクセスも良く、キャパ的には宇都宮市ほどの人口(約50万人)がいても良いエリアでありますが、東京から近いこともあり若者の東京一極集中の流れが激しいのが現状です。

人口を50万人にするべくできることはないだろうか?

常に考える日々で行動に移せていなく反省.....


若者流出対策は地元に残るメリットを見出さなければならない。

そういったところを必死にアピールしていくしかない。

充実した雇用があり、雇用があると人が集まり、人が充実するとまちが充実する。

「この街はなぜか、何か盛り上がっていて楽しそう」という空気をどう作るか。

ひたすら考える日々。



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