マルセイユの暮らしと心を豊かにしてくれるお店【街・雑貨編】
みなさん、こんばんは!
前回につづき、マルセイユシリーズ3回目の今回のテーマは「生活雑貨のお店」の紹介です。
前回の2話はコチラです↓
南仏マルセイユは海もショッピングも楽しめるフランス第2の都市【海編】
南仏マルセイユは海もショッピングも楽しめるフランス第2の都市【街編】
今からご紹介する雑貨屋さんとの出会いは、マルセイユの街をあてもなくブラブラしていて偶然見つけたお店でした。
帰りの電車の時刻が迫っているなか見つけてしまったので、どうしてもっと早くに気が付かなかったのか後悔しました。
もっとここにいたい!時間が全然たりない!
でも仕方ない!電車に乗らないと帰れなくなっちゃう。
私たちは未練をたっぷり残してお店を後にしました。
しかし、その想いが経ち切れず
私たちは翌日、日の出と共に再びマルセイユに向かったのでした。
2日連続マルセイユ通い。それだけ時間をかけてゆっくり、どっぷりとこの世界に浸りたかったのです。
そのお店の名前は「MAISON EMPEREUR」
お店の公式ウェブサイトです。眺めてるだけでワクワクが止まりません。
このお店は、フランス最古の金物屋さんということで非常に歴史ある雑貨屋さんです。創業は1800年代
店員さんがみんなイケてるんです。店員さんが着ているブルーのユニフォームは作業着として売ってるんですよ。素敵!
あまりにもみなさん良くお似合いなので、観察してみると適度に劣化してボロくなった着こなしがめっちゃカッコイイ。
中に着ている服も自分の毛の色、目の色、その人の持つ雰囲気にぴったりマッチしていて自分をよく知っているなぁ。と感心するほどのセンスなのです。
この作業着ですらカッコよくモノにしてしまうセンスに大興奮
そして何を勘違いしたのか 悩んだ末、、、
買ってしまった( ;∀;) これの白バージョン
マルセイユといえばマルセイユ石鹸
お店に入った瞬間に出迎えてくれたのがこのマルセイユ石鹸!この陳列を見た瞬間に心を持って行かれました。
マルセイユ石鹸は、南仏では特産品となっているオリーブオイルを72%使用しています。今ではオリーブオイルじゃなくても100%ピュアベジタブルオイルならOKとのことです。
石鹸は主成分がオイルでできてるので、ピュアなベジタブルオイルを使用しているというだけで肌に優しいのは間違いないですね。
マルセイユ石鹸は、粘土のような匂いがするので始めのうちは溶け具合などちょっと使いにくかったのですが、慣れたら洗い上がりもさっぱりするし、成分がシンプルなので肌にも優しい気がしています。
それにしても、個別包装してないところがめちゃめちゃかわいいです。手作りなので多少いびつなのも愛嬌で、ここに味があると私は思っています。
棚のビンテージ感と、いい意味できれいにお掃除されていないところが手作り感たぷりのマルセイユ石鹸との相性がいいいいように思います。
天然素材だからこそ同じものはないと思ったほうがいい
南仏感はなんといっても天然素材を使用するところじゃないかと思っています。売ってるカゴも同じ値段枠でもだいぶ形が違っていたりするので日本だったら大変なんじゃないかと。
そういえば以前にモロッコでもこんなことがあった。
気に入った形のカゴバックがあって
もう一個同じのが欲しいと伝えたら全く違う(ように見えた)ものを出してきて「同じだよ」と言ってきたことがあった。確かに同じなんだけど私からみると、片方は若干大きくて気持ち細長い。だけどお店の人は同じものだと主張していた。
そういうことか!
天然素材にもかかわらず、右えならえのクローンはみんな求めてないし違うのが当たり前だとおもってるんだ。
デッキブラシのバリエーションも豊富です。天然素材を使用している製品がほとんど。
ただ、置いてあるだけなのにかわいい。
調理器具もフランスならではの品ぞろえ
キッチン道具に興味のある人って多いんじゃないでしょうか。まるで合羽橋のような品ぞろえですべてがおしゃれです。
このお店の構造がちょっとおもしろくて、出入り口が何か所かあります。そしてまるでアリの巣のように、あっちこっちに売り場が広がっているのも新たな売り場を発見したようで楽しかったです。
調理器具は重たいので持って帰ることを考えると見てるだけに・・・
こんなクレープ専用などは、使いもしないのに欲しくなっちゃう。
キッチンウエアは2階にあった!
お皿やグラス、リネンのナプキンなどかわいいものがいっぱい!小物なら買っていけるかもと思い、無心に見まくりました。
写真のカット売りしているナプキンがかわいくて最後まで悩み続けました。
2階には、子供のおもちゃ、寝具などあってずっといても見飽きないぐらいでした。子供のおもちゃはゲームなどはもちろんなくミニカーやいかにもフランスらしい伝統的なおもちゃが売っています。
ベットカバーやクッションカバーなども色のセレクトと組み合わせは本当に勉強になります。フランス人の色彩センスは渋カワイイ
らせん階段を登ったところにあったもの
「なんだろう、この階段」1人分の幅しかないらせん階段を上った先に現れたのはカフェスペースでした。
建物が相当古いので壁の石が丸見えのまま、それが南仏感たっぷりで素敵だった。床にはほころびと生地がところどころ薄っぺらくなったラグが敷いてありキャンドルに火も灯っている。キャンドルの溶けたロウがぽたぽたと床の上に山盛り溜まっているザツ感もこの店に似合っていました。
テーブルにはメニューが置いてありました。ほぼ2€というハイパー良心価格。こんなカフェ東京だったら800円はするんじゃないかと思う。
カフェと、レモンケーキを注文しました。アイシングがかかってバターの風味とさっぱり感がおいしい。
このMAISON EMPEREURは私たちにとってツボだったので長時間お店の中をうろちょろして何度おなじものを見ても飽きないほどでした。
ここのところ、ショッピング系に心響かなった私は年のせいだと心配していました。「もう何見ても感動しない・・・」
だけどそんなこともなかったことが証明されて嬉しかったです。
・・・
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました('ω')ノ
また明日!
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