鳥山明という男について
この記事では、鳥山明のおすすめ作品を紹介していきます。
1. 作家について
鳥山明は、愛知県名古屋市出身で、1955年4月5日生まれの漫画家です。幼少時代から絵を描くことが好きで、手塚治虫やウォルト・ディズニーに影響を受けました。高校時代には美化キャンペーンのポスターで全国高校生の部で入賞しました。卒業後はデザイン会社に就職しましたが、漫画家になる夢を諦めませんでした。1978年に『週刊少年ジャンプ』に読み切り作品『ワンダーアイランド』を投稿し、デビューしました。その後、同誌で『Dr.スランプ』を連載し、大ヒットとなり、1984年からは『ドラゴンボール』を連載し、日本だけでなく世界的な人気を獲得しました。
2. おすすめの作品について
鳥山明のおすすめの作品をご紹介します。
2‐1. Dr.スランプ
天才科学者(?)の則巻センベエが造り出した人間型ロボット・則巻アラレを主人公とするギャグ漫画です。ペンギン村という不思議な町で、アラレやセンベエ、その他の個性豊かな住人たちが繰り広げる日常を描きます。鳥山明の初の連載作品であり、小学館漫画賞を受賞しました。
2-2. 鳥山明のヘタッピマンガ研究所
漫画家を目指す人や漫画が好きな人向けに、鳥山明自身が漫画制作のコツやテクニックを紹介する参考書です。実際に描いた漫画の例や解説、質問コーナーなどがあります。
2-3. ドラゴンボール
孫悟空という少年が、七つ集めると神龍が現れて願いを叶えてくれるというドラゴンボールを探す旅に出ることから始まる冒険漫画です。途中から格闘技や戦闘がメインになり、悟空や仲間たちが宇宙規模の強敵と戦うストーリーに展開します。鳥山明の代表作であり、日本のメディア芸術100選に選ばれました。
2-4. ネコマジン
ちょっとだけ魔法が使える不思議な生き物・ネコマジンを主人公とするギャグ漫画です。ネコマジンは、さまざまな人や動物と出会い、トラブルを起こしたり解決したりします。『ドラゴンボール』のキャラクターが登場するパロディ版『ネコマジンZ』もあります。
2-5. SAND LAND
砂漠化した世界で、水が貴重な資源となっている中、悪魔の王子・ベルゼブブと元軍人のシバが幻の泉を探す冒険に出ることになるアクション漫画です。鳥山明の作品としては珍しく、社会的なメッセージが込められています。
3まとめ
鳥山明は、独創的でユーモラスでありながらも緻密で迫力ある作風が特徴的です。彼は作画方法や話作りについて自身の経験や考え方を語っており、多くの漫画家に影響を与えています。彼は人物以外の物にもこだわりを持ち、乗り物やモンスター、メカなどを細かく描き分けています。鳥山明は、日本の漫画界における巨匠として尊敬されており、多くのファンから愛されています。
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