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#93 普通がなんだか

人それぞれ!

VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりに書いて行こうと思います。

先日、久々にMethod Man のTICALを聴いた。

こんなサウンドは絶対に狙ってできない。本当ガラクタだけで出来ているようなRZAのビートはマジで凄い。RZA前にはこんなサウンドなかった。(あったかもしれないが断言したい気分にさせてくれるぐらいやばい。)でも不思議なものですっごい異質なものって当人にとっても狙ってないだけに段々、普通の方に進んでいく事が多い。イかれてるものを狙った時点で凡人だし、病気ならやっぱり治療が必要だし。RZAにとどまらずヒップホップはこういう奇跡が乱発するジャンルだから目が離せない。

How To Dress Wellのファーストアルバムもそうで、もの凄く深くリバーブがかかったVocalとこれまたザラザラで音像をぶつぶつと繋ぎ合わせたようなR&B。唯一無二で大好きなのだが、以降段々普通になっていく。普通になっていったから駄目というわけではないけどこれまた奇跡的な一枚だと思う。このリマスターはオリジナルの良さを失わずパワーアップしていて最高です。冬といえばこのアルバム。後はRoc MarcianoのReload、SalemのKing Nightてかんじですね私の場合。

凡人の逆。奇人変人といえばSensationalも今年アルバム出していた。相変わらずこの人にしか出せない奇っ怪な何かを作っている。流行の速い遅いは同じ次元の話なら成立するけどSensationalに関しては異次元といった感じだから成立しない。かっこいい。狙う狙わない以前に的がない感じ。的がなければ的外れもない。だからどうでもいい時どうでもいいのだが。

Sensationalが終わったらドレクシヤが流れた。youtubemusicこれはファインプレーです。今年のはじめにGoさんに教えてもらった。めっちゃかっこいい。深海デトロイトテクノ。

そこらへんなんか気になりましたねー。

読んで頂きありがとうございました。



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