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【体は空だ】

最近のいわゆるボイトレでは、
”機能解剖学”的な知見が少しずつ普及して
いっていて、

それはそれでとても良い事だと思う反面、
伝統的な民俗音楽の特殊発声は勿論のこと

特定の歌手やパフォーマーにも
それだと分から事が多いんだよなあ、

と、その限界も同時に感じています。

これは、現代において、
かなり発達したスポーツ科学を駆使しても、

伝統的な”民俗舞踊”や”武術”を
マスターできないのと同じ構図です。

まあ、
西洋の伝統とは全く違う環境で生まれ、
全く違う文脈で育まれた芸能を、

西洋の基準だけで測り、分析しても、
できる訳が無いので、当たり前の話では
ありますし、

このことは、
”言語”という伝統文化で考えれば
すごく理解しやすいと思いますが、
(結局は見よう見まねに尽きる)

歌や踊りでは、
それがあまり浸透してないように感じます。

なので、
その伝統的な民俗音楽の特殊発声を
”腑に落としたい”のなら、

実際にやってみる、練習し続ける、
というのが一番の方法です。

そして、それは間違いなく、
西洋の作法にどっぷりはまっている
我々自身を俯瞰する、とても良い方法に
なります。

たとえば、
8月から延期になっていたこのイベントとか
↓↓↓
https://resast.jp/events/867213

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