#04 得意なコミュニケーションは十人十色
SNSで知り合った人と実際に会ったら、全然違う印象だった。
あまり良くない文脈で語られることの多いエピソードですが、対面はともかく、Web上では、「実際に会ってみたい」と思わせるだけのコミュニケーション力を持つ人だったと言えます(詐欺師だと困りますが)。
どんなコミュニケーションが得意かは、人それぞれです。
仕事の場面でも得意なコミュニケーションを選べれば、仕事はより楽しくなり、パフォーマンスも上がることが期待できるのではないでしょうか。
もちろん、コミュニケーションの得手不得手による適材適所という考え方は、昔からありました。
新人教育が得意な人
上司や得意先に気に入られやすい人
飛び込み営業が上手い人
プレゼンが得意な人
など。
でもそれらは、コミュニケーションは対面だという前提で、「どんな相手とのコミュニケーションが得意か」という考え方でした。
目下の人の相手が得意か、目上の人の相手が得意か、初対面の人の相手が得意か、不特定多数を相手にするのが得意か......
いずれにせよ、隣にいる上司に「今いいですか?」とメールしたら、怒られたことでしょう。
それが当たり前とされていましたが、「直接話す」というコミュニケーションが苦手な人にとっては、オフィスにいること自体が長年、大きなストレスになっていたはずです。
さらにそれは個性ではなく改善すべきことと見なされ、マイナス評価の対象にもなっていました。
その点、リモートワーク環境は、自分にとって心地よいコミュニケーションを選びやすいというメリットがあります。
わたしたちがフルリモートしていてもそれは顕著で、VOICHATがコアではあるものの、
顔を見て話すのが好きな人は、Webミーティングのセッティングが多め
テキストが好きな人は、チャットが多め
スピード優先の人は、音声(VOICHAT)が多め
といったように、個性があります。
VOICHATでチームメンバーに話しかける際も、
話しかけたい人のルームに入って直接声をかける人
空いているミーティングルームに移動し、コールボタンで相手を呼び出す人
がおり、各自しっくりくる方法を選んでいます。
また、「無口だと思っていた人が、ヒトコト機能で毎日クスッと笑わせてくれる」といったこともあり、意外な一面に気づくこともあります。
リモートワークだからといって得意なコミュニケーション“だけ”で済むわけではありませんが、少なくとも「常に対面」よりも気楽に働ける人は増えると思います。
VOICHATの重要キーワードのひとつは、「ちょうどいい」。
ちょうどいいコミュニケーションを選べることが、VOICHATスタイルです。