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まさかボイトレで、呼吸法を忘れるなんて…

早々にアップしようと思いながら、結局、半月近く経ってしまいました。

5月19日、ボイトレに行ってきました。
前回は、喉の調子が悪く思うように歌えませんでしたが、どうにか80%の回復で臨んだ今回のレッスン。
最初の、発声練習では、まあまあ高い音まで出すことができたので、ほっとしたのですが、練習曲の「メモリー」を歌ったところで、あれ?何かが違うなと感じました。

案の定、歌い終わったところで、トレーナーさんから、裏声に近い声ですねと言われて、やっぱりそうか…
街の灯は輝きというフレーズで、地声で歌っていることに気がついて、ということは、出だしの♪メモリーからずっと地声が出ていなかった。そういうことか…と納得しました。では、どうやって歌えばいいのかな…

そこで、トレーンーさんから呼吸がおかしくなっているとの指摘がありました。腹式呼吸ではなくなっていたのです。
原因は、おそらく喉の調子が、おかしかったことによるもの。喉を使いすぎて掠れたり、声が割れたりしていたので、練習する時は負担をかけないように、ずっと軽く歌っていたのです。

そこで呼吸の練習をすることになりました。
横隔膜、お腹のあたりを膨らませたり、しぼめたり。
でも、あれ?どこかおかしい。
トレーナーさんに、息を吐く時はお腹を引っ込めて、吸うときは膨らませてと言われたのですが、頭ではわかったいるのに、体が反応してくれません。
風船の要領ですよとも言われたのですが、自分でもどうしちゃったんだろうと思うくらいできなくて…これは家に帰ってからの宿題だなと、覚悟しました。

こんなことってあるんですね、驚きました。
一応、マスターしたということで、メモリーを歌うことに。
裏声に近い声を、地声で歌うようにする。今回はこれが課題になりました。
出だしの♪メモリー を強く地声で出すために、ぅん〜と下から声を出して、メモリーのメを発声するやり方を教えてもらい実践。こんなにも出るの、というくらいパワーのある声が出てびっくり。その声さえ出れば、メモリーと強く歌えることもわかりました。さらに「お願い私にさわってー」というハイトーンも、同じような入り方をすると、弱い声で歌わないですみます。と教えてもらいました。で、やってみると、確かに出ました。これからは、メモリーを歌うときには、素早くそこから入って声を出していく事になるでしょう。

それにしても、どうしてこんなにも、地声にこだわるのかなと思っていました。もう少し軽く歌えたら、楽なのになぁと思うことも。実際、歌っているひとは、張り上げていなかったり、裏声に近かったりしてりいるひとが多い。
でも、最近、気づいたことがありました。
それは、地声で練習していくことで、私が一番改善したいと思っている震える声、不安定な歌声が、ストレートな声、安定した声になっていくのだと。
トレーナーさんは、はっきりとそれを言いませんが、実際に練習してきたことで、少しずつ「泣きの声」が変わってきています。
私は、あまり「泣きの入った声」が好きではないので、それを改善したいと、トレーナーさんに話したことがあって、それをきっと覚えていてくれたのだと思います。なので、まだ当分は、地声で歌う練習は続くことでしょう。

次回は、星野源さんの「喜劇」の練習を始める予定です。
メロディの切り替えが難しいというイメージ。
トレーナーさんによると、めちゃめちゃR & Bなのだそうです。





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